消費の減少が続く牛乳をもっと身近に感じてもらおうと、乳搾りの体験や、牛乳を使った期間限定の飲み物の購入ができるイベントが、前橋市で開かれています。
このイベントは、前橋市の牛乳販売店と酪農家などが、牛乳の消費拡大を目指して毎年６月の「牛乳月間」にあわせて開いています。
３回目のことしは、前橋市住吉町の特設スペースで開かれ、このうち乳搾りの体験ができるコーナーでは、牛の形をしたベニヤの下に作られた乳の部分を搾ると、牛乳に見立てた白い液体が出てくるようになっています。
また、会場の一角にあるカフェでは牛乳と、ハーブの一種であるカモミールやバタフライピーを組み合わせた期間限定の飲み物の販売も行われています。
イベントを企画した牛乳販売店の富澤雄二社長は「コロナ禍もあり牛乳の消費量は落ち込んでいます。牛乳は栄養が豊富に含まれているので、イベントをきっかけに、日々の生活で牛乳をもう１杯飲んでもらうことを習慣にしてもらえれば」と話していました。
このイベントは、今月２４日まで開かれています。
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