県内で唯一「低温殺菌牛乳」を製造販売している株式会社良寛(新潟県出雲崎町)は16日、「良寛低温殺菌牛乳 500ミリリットル」を新発売した。
一般的な牛乳は、生乳を2秒間125度の超高温で加熱し殺菌処理している。これに対して、30分間じっくり時間をかけて、65度の低温で殺菌処理をするのが「低温殺菌牛乳」だ。
一般的なものと比べてタンパク質の熱による変質が少ないこの牛乳は、高温で焦げ付いた際に発する牛乳くささがなく、生乳本来の濃厚ながらすっきりとした味わいが楽しめる。
コストが高いために、製造・販売をやめてしまう乳業メーカーが増えていく昨今だが、顧客に美味しい牛乳を飲んでもらいたいという強い思いから「低温殺菌牛乳」を作り続け、気が付けば県内でこの特別な牛乳を製造・販売しているのは良寛牛乳だけになっていたという。
美味しさと引き換えに消費期限が短い「低温殺菌牛乳」だが、今まで 1,000ミリリットルサイズしか選ぶことのできなかったこの牛乳をもっと気軽に手に取ってもらいたいという思いから、今回低温殺菌牛乳 500ミリリットルパックを発売に至った。
サイズを落とすことで飲み切りやすくなるほか、これまで冷蔵庫のドアポケットにしか入らなかった開封済みのパックが棚でも収納可能になる。
「500mlパック」は原信に限定販売しているほか、良寛牛乳本社売店や既に良寛牛乳と取引のある個人商店などでも販売している。
からの記事と詳細 ( 株式会社良寛(新潟県出雲崎市)が「良寛低温殺菌牛乳 500ミリリットル」を16日から新発売 - にいがた経済新聞 )
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