日本最北のマチ・稚内市に隣接する宗谷管内豊富町で作られている牛乳が今年から、沖縄県内のスーパーの店頭に並んでいます。道内最大手のコンビニ「セイコーマート」などで販売されている道産子にはおなじみの「セコマの豊富牛乳」です。沖縄でも乳脂肪分が高い濃厚な味わいが受け、取扱商品を増やす商談が進んでいます。なぜ、北の大地が育んだ牛乳が約2400キロも離れた沖縄で販売され、人気を集めているのでしょうか。製造する「豊富牛乳公社」(豊富)や親会社のセコマ(札幌)を訪ねると、販路拡大に情熱を注いできた生産者の使命感や社員の勝負の一手、そして海外輸出をにらんだ企業戦略が見えてきました。(経済部 久保吉史)
「沖縄ではあっさりした味の牛乳が多く、セコマの『北海道サロベツ牛乳』のように乳脂肪分が3.9%もある商品は珍しい。地元客には『味が濃くておいしい』と好評です」。沖縄県の食品スーパー「フレッシュプラザユニオン」の担当者は、豊富牛乳の品質に太鼓判を押します。
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セコマは今年1月下旬、豊富牛乳公社が製造する乳製品を稚内空港から那覇空港に空輸し、フレッシュプラザユニオンで販売する事業を始めました。「北海道サロベツ牛乳」など3品を週1回、計800~1000点空輸しています。...
からの記事と詳細 ( 沖縄でも大人気! セコマ、北海道・豊富牛乳を空輸 濃厚な味わいアジア展開の足がかり<北の食トレンド>:北海道 ... - 北海道新聞 )
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