宮城県内の小中学校で４月２５日に給食のパック牛乳を飲んだ児童らが体調不良を訴えた問題は、行政やメーカーによる調査が続いている。現時点で原因の特定につながる情報は得られておらず「突っ込んだ調査をする手がかりがない」（仙台市保健所）状態だ。
［メモ］ 東北森永乳業仙台工場（仙台市宮城野区）が製造したパ…
4月25日、宮城県内の一部の小中学校で給食に出された牛乳を飲んだ児童・生徒らが腹痛などを訴えた問題で、体調不良は70人ほど増えて675人以上にのぼることが分かりました。牛乳を製造した会社では、原因究明を急い…
飲食店の検索・予約サイト「食べログ」が、同サイトを利用したユーザーから高い評価を集めた『食べログ ステーキ・鉄板焼き 百名店 2024』を発表しました。
今年は「EAST」と「WEST」の2エリアで各100店が選出。兵庫県全体では19店、うち初選出は8店でした。
神戸市内に絞ると、初選出7店を含む17店が「百名店2024」に認定されています。
初選出店は、1店を除きいずれも神戸市中央区にある店舗です。
初選出 鉄板焼 但馬（神戸市中央区）
神戸ポートピアホテル内にある、1981年オープンの鉄板焼きレストラン。シェフが目の前で焼き上げる黒毛和牛や海の幸のほか、フレンチテイストを盛り込んだコースも食べられます。
初選出 ビフテキのカワムラ 西宮店（西宮市）
初選出 ビフテキのカワムラ 三宮本店（神戸市中央区）
神戸ビーフのヘレ肉などをステーキで楽しめるお店です。検品などもオーナーシェフ自ら行っているんだそう。兵庫県内には5店舗あり、西宮店・三宮本店が今回「百名店」に初めて認定されました。
初選出 神戸牛ステーキ鉄板焼 雪月花 離れ（神戸市中央区）
厳選した神戸牛や店内いけすの魚介類を鉄板焼きで食べられるお店です。2年連続で「ミシュラン一つ星」にも選出。アワビや伊勢エビなどの高級食材とともに楽しむコースなどがあります。
初選出 鉄板ダイニング 法貴（神戸市中央区）
画像：公式Instagramより
目の前で焼き上げる神戸ビーフや海鮮が楽しめるお店です。9席のみで貸し切りもOK。お客さんと相談しながらメニューにない料理を提供することもあるんだとか。
初選出 鉄板焼 十河（神戸市中央区）
「ミシュラン2016」で一つ星を獲得したこともある、「鉄板焼協会認定1級」の資格を持つシェフによる、本格的な鉄板焼きが食べられるお店です。ウニ醤油や岩塩、炭塩、トリュフ塩など、多彩な味付けで楽しめるそうですよ。
初選出 ステーキハウス ミディアムレア（神戸市中央区）
旧居留地の「オリエンタルホテル神戸」内にあるレストランです。旬の素材を使い、伝統の味を継承するシェフによる絶品メニューが食べられるんだそう。2月からはランチ営業も再開しています。
初選出 プロペラ（神戸市中央区）
神戸牛や和牛をステーキセットで食べられるお店です。余分な脂をそぎ落としながら焼き上げていて、香ばしい旨味が広がるんだとか。今年4月には、1号店から徒歩1分のところに2号店もオープンしてます。
兵庫県内の「ステーキ・鉄板焼き 百名店2024」選出店
・鉄板焼 但馬（初）
・baron
・大栄
・ビフテキのカワムラ 西宮店（初）
・神戸牛ステーキ鉄板焼 雪月花 離れ（初）
・鉄板ダイニング 法貴（初）
・鉄板焼 十河（初）
・ステーキハウス ミディアムレア（初）
・みやす
・麤皮
・神戸プレジール 本店
・利心
・鉄板焼 心
・ステーキハウスZEN 摂津本山本店
・和黒 新神戸店
・神戸牛炉窯焼ステーキ 雪月風花 北野坂
・プロペラ（初）
・和黒 北野坂本店
・ビフテキのカワムラ 三宮本店（初）
せっかく外食するなら評判が良いお店を選びたいですよね。ユーザーから高い評価を集めて選ばれた「百名店」はお店選びの参考になりそうです。
食べログではほかにも、とんかつ・そば・ハンバーガー・うどんなどの「百名店2024」を発表してます。
◆関連リンク
・食べログ ステーキ・鉄板焼き WEST 百名店 – 公式サイト
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2024.04.30 10:49
－－日本に進出した契機は。
宮城県内の各自治体ごとの体調不良者数について整理します。
宮城県内で東北森永乳業の牛乳は１２の自治体で提供されていました。
このうち、これまでに仙台市で３３７人、岩沼市で１２０人、山元町で９９人、多賀城市で５６人、名取市で２１人、塩釜市で１０人以上、亘理町で６人、角田市で５人、利府町で１人の体調不良者が確認されています。
丸森町、七ヶ浜町、松島町では確認されておらず、県内では少なくとも６５５人の体調不良者が確認されています。
仙台市教委などは「安全が確認されるまで牛乳の提供を停止する」としています。
2022年9月、横浜市内に1号店をオープンして以来、猛烈な勢いで店舗を増やしているのが、鰻専門店「鰻の成瀬」だ。フランチャイズビジネスインキュベーション（以下「FBI」、東京都港区）が運営しており、2023年2月から多店舗展開を開始した。2024年3月には、1号店をオープンしてからわずか1年半で100店を突破。出店のスピードはさらに加速している。2024年4月末には150店を超えるのが確実である。
鰻専門店「鰻の成瀬」の店舗数が急激に伸びているこれほどまでの外食のスピード出店というと、かつての焼き牛丼「東京チカラめし」、立ち食いステーキ「いきなり！ステーキ」が絶好調だった時の“無双状態”を思い起こさせる。近年では高級食パン「乃が美」、から揚げ専門店「から揚げの天才」も、最盛期の出店ペースは驚異的だった。
周知のとおり、これらのチェーンは最終的に失速。東京チカラめしに至っては、国内店舗はその名にある東京、さらには関東にすらなく、大阪に1店あるのみとなっている。急速に店舗展開をし過ぎて人材が育たず、他社との競争も激化したのが主たる原因だ。自社内での商圏競合もあった。
「鰻の成瀬」六本木店の店内ところが、今のところ鰻の成瀬は、フランチャイズ（FC）システムを導入し、かつて散っていったチェーン以上の爆発力で順調に拡大を続けている。FBIの広報によると「毎週、6店くらいずつ新規オープンしている。最近は、FC店のオーナーが2店目、3店目と複数のお店を出しているケースが多い」とのこと。同一オーナーの複数出店ならば、自社内の競合リスクは低減されそうだ。このままのペースだと、今年中には300店を突破して、350店に迫るのではないか。
通常は100店も運営すれば、営業不振で閉める店も出てくる。ところが現状は、オーナーの都合により、名古屋市内で1店が閉店しただけにとどまる。オーナーが続けられなくなっても、いったん本部が引き継いで、別の人に橋渡しするオーナーチェンジがうまくいってるという。
「鰻の成瀬」日野店宮城県内の小中学校で２５日に給食の牛乳を飲んだ児童生徒が体調不良を訴え、保護者には驚きと不安が広がった。牛乳は栄養価の高さから毎日出されるメニューなだけに、提供を再開する際の安全確認の徹底を求める声も上がった。
仙台市若林区の小学校に長女と次女が通う４０代母親は、自身も２５日にボランティアで学校を…
今回の報告についてFDAは、全国規模で流通する代表的な牛乳の小売サンプルを対象に実施した検査の初期結果だと説明。ウイルスの残骸は、感染した牛のいる地域の牛乳から採取されたサンプルから多く検出されたと述べた。
FDAは、検査結果が陽性でも、即座に消費者に危険が及ぶわけではないという、これまでの説明を繰り返した。さらに、米国立衛生研究所（NIH）が先に行った調査では、感染性ウイルスは小売用牛乳から検出されておらず、国内で市販されている牛乳は安全だと強調した。
だが、専門家も指摘してきたように、FDAの今回の発表は感染の程度がかなり高いことを示唆している。
FDAは先ごろ、国内で市販されている低温殺菌牛乳から鳥インフルエンザウイルスの残骸が検出されたことを初めて報告していた。同局は、牛乳を一定の温度で一定時間加熱する低温殺菌によって有害な細菌やウイルスは死滅するため、ウイルスの残骸は消費者に脅威を与えるものではないと説明している。一方、低温殺菌処理を施していない生乳については、感染の可能性に関する情報が限られているとして、改めて注意を促した。
米国ではH5N1型鳥インフルエンザウイルスの家畜への感染が広がっているが、米疾病対策センター（CDC）は、人間への感染の危険性は依然として低いとしている。これまでのところ、同国でH5N1型ウイルスの人間への感染が報告されたのは、今月初めのテキサス州の1人と2022年のコロラド州の1人と、計2人にとどまっている。
江崎グリコ（大阪市）がシステム障害により冷蔵品の出荷を停止している問題で、グリコマニュファクチャリングジャパン佐賀工場（佐賀市大和町）では一般家庭用のJAさがのブランド牛乳などが製造停止となっている。工場は酪農家からの生乳をこれまで通り受け入れているが、牛乳が製造できない分、加工に回る量が増えると見込まれる。加工用は牛乳にするより、乳価が下がるため、酪農家の収入への影響が懸念されている。
同社広報によると、佐賀工場では生徒児童への影響がないよう、給食用の200ミリリットル牛乳「グリコJA牛乳さが生まれ」の製造のみ続け、「プッチンプリン」や「カフェオーレ」などの製造は止まっている。
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宮城県の小中学校で学校給食の牛乳を飲んだ児童や生徒から体調不良の報告が相次いでいる問題で、少なくとも６６０人以上が体調不良を訴えていることが分かりました。
仙台市教育委員会によりますと、２５日に小中学校の給食で提供された牛乳を飲んだ児童や生徒から「いつもと味が違う」などと指摘があり、２６日午前１０時時点で３３０人余りが腹痛や吐き気を訴えたということです。
同じ牛乳を提供していた名取市や岩沼市など８つの市と町でも、約３３０人の児童生徒が体調不良を訴えているということです。
牛乳を提供した東北森永乳業によりますと、学校や工場に残っていた牛乳を検査しましたが異常は確認されず、原因特定のため更に詳しい検査を行うとしています。
報告を受けて、仙台市保健所が仙台工場の立ち入り調査を行いましたが、衛生管理などの問題は指摘されなかったということです。
いずれの自治体でも安全が確保されるまで、学校給食での牛乳の提供を停止することにしています。
被害が出た学校の１つ、仙台市若林区の蒲町中学校です。
２５日に給食で牛乳を飲んだ生徒のうち４７人が、体調不良を訴えました。
蒲町中学校飯淵優校長「給食始まって直後ぐらいに２つの学級の担任の方から職員室の方に報告がありまして、生徒が牛乳の味が変だと訴えていると。給食が終わって保健室の方にバタバタと生徒が駆け込むような形で」 蒲町中学校では２６日に３人が欠席していて、特に１年生に体調不良者が多く確認されているということです。
牛乳は、給食の時間まで学校内の冷蔵庫で保管されていて、普段通りに温度管理されていました。
蒲町中学校飯淵優校長「腐っていたのか何か混入されたのか、悪い方悪い方に想像してしまうので。原因究明が一番で、とにかく早急にやっていただきたいところかなと考えておりました」
体調不良が報告されている牛乳は、学校給食にのみ提供されていてスーパーなどでは販売されていないということです。
茨城県は26日、飲食チェーン「ステーキ宮」の石岡店（石岡市東大橋）で、今月上旬にステーキを食べた客2人が体調不良を訴え、腸管出血性大腸菌（O157）が検出されたと発表した。土浦保健所は同店を食品衛生法上の営業禁止処分とした。
県によると、2人は20代男性と60代女性。男性は5日、女性は6日に同店を訪れた。いずれも「てっぱんステーキ」を含むメニューを食べ、その後に腹痛や下痢、血便などの症状が出た。女性は一時入院したがすでに退院。2人とも快方に向かっているという。
ステーキ宮では1月にも、ひたちなか市と水戸市の店舗でO157を原因とする食中毒が発生した。保健所が運営会社の「アトム」（横浜市）に対して、肉の加熱マニュアル改訂などを指導したが、今回、さらに加熱条件の検証や従業員の教育をするよう求めたという。（宮廻潤子）
ペッパーフードサービス（東京都墨田区）は、運営する「いきなり！ステーキ」の公式アプリのリニューアル開始日を延期すると発表した。肉マイレージの付与条件見直しなどを予定していたが、5月1日から13日に延期する。
「いきなり！ステーキ」が公式アプリのリニューアル開始日を延期（出所：同社公式Webサイト）旧サービスでは食べた肉のグラム数を基に肉マイレージを付与していたが、新サービスでは会計金額100円ごとに20グラム分の肉マイレージを付与する。例えば「ワイルドステーキ150グラム＋ランチセット」の場合、旧サービスでは150グラム進呈だったが、新サービスでは300グラム相当のポイントを付与する。そのほか、来店特典の一部付与ルールや「肉マネークーポン」の利用単位なども変更する。
アプリの改訂内容 （出所：プレスリリース、以下同）アプリリニューアルに伴う肉マネークーポンの移行には、リニューアル日から最大で5日間の時間が必要となる。5月13〜17日で順次移行し、ユーザーは自身のデータ移行が完了するまで肉マネークーポンを利用できない。
肉マネークーポンの利用が一時的にできないユーザーへ“お詫び”として、300円割引クーポンを配布する。同クーポンは、5月12日時点で肉マネークーポンを持つユーザーに対して、5月13日の午前10時に配布し、5月13〜17日に、1回のみ利用できる。
アプリ画面イメージ
ステーキガスト（すかいらーくレストランツ）は、約500gのみすじステーキ「RED（レッド）ステーキ」を4月29日～6月16日の期間販売する。価格は4949円。
300℃の灼熱のグリルで焼き上げた希少部位のやわらかい赤身肉を塊肉で提供。また、約500g×2の「みすじダブル」（8909円）、約500g×3の「みすじトリプル」（1万2209円）のセットも用意し、味変の付け合わせやソースも充実。さらに、サラダバーは1人＋450円の特別価格で販売する。
みすじとは肩肉の一部で、牛一頭から約3～5kgしか取れない希少部位。赤身肉でありながら、細やかなサシが入っており、コクとやわらかさを兼ね備える。脂身が少ないことも特徴としている。
「190円でステーキ食べ放題」という、夢のような社員食堂が話題となっています。そこには社長の熱い思いがありました。
大量のステーキ
プレートの上に、これでもかと積み上げられた、大量のステーキ。ステーキハウスかと思いきや、実はこちらは一般企業の社員食堂なのです。
なんと“190円”で食べ放題
しかも、このステーキが190円で食べ放題というのだからまさに驚き。
キャステム広報担当 藤田悠希さん
キャステム広報担当 藤田悠希さん
「月に1回チャレンジデーという日を設けておりまして、ステーキ食べ放題だとか、土用の丑の日にはウナギだったりとか、マグロだったりとか、豪華なメニューが食べられます」
広島県福山市のメーカー「キャステム」
物価高の中、あえて“太っ腹企画”を打ち出したのは、広島県福山市にある金属部品メーカー「キャステム」です。
60キロ以上の肉を用意
ステーキ食べ放題の日は、60キロ以上の肉を用意。米はおよそ30キロ炊きます。こんがりと焼けた厚切りのステーキを食べやすい大きさにカット。ライスを盛った丼に乗せ、特製ソースをかければ出来上がり。
数え切れないほどのステーキ丼
ほとんどの社員が食堂を利用するため、厨房（ちゅうぼう）には、数えきれないほどの丼が並びます。
従業員は…
従業員
「すごくおいしいです。一人暮らしをしているのですごく助かっています」
「これを190円で食べられるのはヤバいですよ。最低3回はお替わりしたいですね。これを食べてまた午後も頑張ります」
なぜこのような大盤振る舞いを始めたのでしょうか？
キャステム料理長 森下由教さん
キャステム料理長 森下由教さん
「社長が『社員に温かいご飯をおなかいっぱい食べさせたい』という気持ちから始まったんです。皆の気持ちをわしづかみにするとか胃袋をつかめるようなことは何かないかなと思った時に、企画のひとつで出てきたイベント」
6年前に社長の“鶴の一声”から始まったこの企画。食材の仕入れ方法などを工夫して節約し、浮いた予算で月に1度の豪華メニューを可能にしているといいます。
マグロの解体ショーも企画
「骨付きチキン」に「ちらし寿司」も
これまでにマグロの解体ショーを企画し「鉄火丼」を振る舞ったほか、「骨付きチキン」や「ちらし寿司」などが食べ放題として実施されました。
時にはこんなことも…。
なんと、うなぎまで
森下さん
「一番原価が高かったのはうなぎですね。一匹ずつそのまま捌（さば）いて、うなぎの丼にしたことがあります。その時だけ唯一、社長に怒られました。『ちょっとやりすぎだ』と怒られました」
この“究極の社員食堂”ができたことで、部署間の交流が活発になり、仕事が円滑に進むようになったといいます。
それだけではありません。“究極の社員食堂”がもたらした思いもよらない、メリットとは？
厚切りステーキが190円で食べ放題という“夢の社員食堂”。そのメリットは社員だけではなく、意外な所にも表れ始めていました。
入社希望者も大幅にアップ
藤田さん
「去年、就職希望者が800人になりまして。いろんな各県からキャステムに入社希望者が増えていっているので、そこまでキャステムの名前が広まったのかと驚いています」
去年はおよそ800人に
20年前に20人前後だった入社希望者は、社員食堂の話題もあり、去年はおよそ40倍の800人に増えたといいます。
今後について料理長はこのように話します。
料理長は今後について…
森下さん
「もっともっと食べに来てくれる人を満足させたい。やりたいことがまだ色々あるのでそれに向けて今着々と計画を立てていますので、それに向けてやっていきたい」
（「グッド！モーニング」2024年4月23日放送分より）
「190円でステーキ食べ放題」という、夢のような社員食堂が話題となっています。そこには社長の熱い思いがありました。
大量のステーキ
プレートの上に、これでもかと積み上げられた、大量のステーキ。ステーキハウスかと思いきや、実はこちらは一般企業の社員食堂なのです。
なんと“190円”で食べ放題
しかも、このステーキが190円で食べ放題というのだからまさに驚き。
キャステム広報担当 藤田悠希さん
キャステム広報担当 藤田悠希さん
「月に1回チャレンジデーという日を設けておりまして、ステーキ食べ放題だとか、土用の丑の日にはウナギだったりとか、マグロだったりとか、豪華なメニューが食べられます」
広島県福山市のメーカー「キャステム」
物価高の中、あえて“太っ腹企画”を打ち出したのは、広島県福山市にある金属部品メーカー「キャステム」です。
60キロ以上の肉を用意
ステーキ食べ放題の日は、60キロ以上の肉を用意。米はおよそ30キロ炊きます。こんがりと焼けた厚切りのステーキを食べやすい大きさにカット。ライスを盛った丼に乗せ、特製ソースをかければ出来上がり。
数え切れないほどのステーキ丼
ほとんどの社員が食堂を利用するため、厨房（ちゅうぼう）には、数えきれないほどの丼が並びます。
従業員は…
従業員
「すごくおいしいです。一人暮らしをしているのですごく助かっています」
「これを190円で食べられるのはヤバいですよ。最低3回はお替わりしたいですね。これを食べてまた午後も頑張ります」
なぜこのような大盤振る舞いを始めたのでしょうか？
キャステム料理長 森下由教さん
キャステム料理長 森下由教さん
「社長が『社員に温かいご飯をおなかいっぱい食べさせたい』という気持ちから始まったんです。皆の気持ちをわしづかみにするとか胃袋をつかめるようなことは何かないかなと思った時に、企画のひとつで出てきたイベント」
6年前に社長の“鶴の一声”から始まったこの企画。食材の仕入れ方法などを工夫して節約し、浮いた予算で月に1度の豪華メニューを可能にしているといいます。
マグロの解体ショーも企画
「骨付きチキン」に「ちらし寿司」も
これまでにマグロの解体ショーを企画し「鉄火丼」を振る舞ったほか、「骨付きチキン」や「ちらし寿司」などが食べ放題として実施されました。
時にはこんなことも…。
なんと、うなぎまで
森下さん
「一番原価が高かったのはうなぎですね。一匹ずつそのまま捌（さば）いて、うなぎの丼にしたことがあります。その時だけ唯一、社長に怒られました。『ちょっとやりすぎだ』と怒られました」
この“究極の社員食堂”ができたことで、部署間の交流が活発になり、仕事が円滑に進むようになったといいます。
それだけではありません。“究極の社員食堂”がもたらした思いもよらない、メリットとは？
厚切りステーキが190円で食べ放題という“夢の社員食堂”。そのメリットは社員だけではなく、意外な所にも表れ始めていました。
入社希望者も大幅にアップ
藤田さん
「去年、就職希望者が800人になりまして。いろんな各県からキャステムに入社希望者が増えていっているので、そこまでキャステムの名前が広まったのかと驚いています」
去年はおよそ800人に
20年前に20人前後だった入社希望者は、社員食堂の話題もあり、去年はおよそ40倍の800人に増えたといいます。
今後について料理長はこのように話します。
料理長は今後について…
森下さん
「もっともっと食べに来てくれる人を満足させたい。やりたいことがまだ色々あるのでそれに向けて今着々と計画を立てていますので、それに向けてやっていきたい」
（「グッド！モーニング」2024年4月23日放送分より）
