牛乳編
牛乳は余っていると伝わるのに、いつまで高いままなのか──。2014年は100円台（1リットル）だったのが、今は230円余りの価格です。
10年近く前、バター不足のため牛乳は増産されました。でも、コロナ禍で需要が減少。本来なら余ると安くなるのですが、ウクライナ危機などで餌代は値上がり。酪農家は生産すればするほど赤字で廃業が増えています。
私も出産後、一日数回はおっぱいを出さないと胸が張って死ぬほど痛かったのですが、牛も乳を出さないと乳房炎になるので、酪農家は毎日、膨大な乳を搾っては捨てています。
国内消費が増加しない中、牛乳メーカーは輸出に舵を切り、タイ、シンガポール向けに2～3割も増加。チーズも台湾、ベトナム、香港などに輸出が伸びています。
英国マンチェスターを訪問した際、ドライブすると牛があちこちに歩いていました。コンビニには大きなスペースに牛乳コーナーがありました。3キロ入りのプラスチック容器で販売され、値段は日本の半額程度と安かったです。
でも、味は薄い。海外の牛乳は味が薄くて、おいしくありません。殺菌方法が違うようで、とても飲んだ気がしませんでした。
からの記事と詳細 ( 日本の牛乳は美味！ 雪印メグミルク「毎日骨太」vs明治「おいしい牛乳」を比較｜買うならどっち？ 独自目線でジャッジ - 日刊ゲンダイDIGITAL )
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