第80期名人戦七番勝負第3局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、九州電力、QTnet協力)は2日目の8日、渡辺明名人(38)が考慮に沈む場面が増え、一時は2時間以上ついていた挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)との消費時間の差が急接近した。本局4回目の角交換が行われたものの難解な形勢が続いており、解説の及川拓馬七段は「かなり遅い時間の終局が見込まれる」とみている。
午後3時のおやつに、渡辺はオレンジジュースとアイスカフェラテ、斎藤は阿蘇山の牧場で作られた牛乳を使った「白玉とASOバニラアイスの抹茶蜜仕立て」と温かいお茶を注文した。
【丸山進】
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