新型コロナウイルスによって大量に余った給食用の牛乳。それをSNSで知った金沢市内の洋菓子店の粋な取り組みが話題となっている。
緊急事態宣言で岐阜県は給食が急きょ中止に
3年前にオープンした金沢市の焼き菓子専門店。オープンキッチンで焼かれた出来立てのお菓子がずらりと並ぶ。一番人気は…
この記事の画像(10枚)ビアンベイク 坂下寛志シェフ:
カヌレです。外はカリッと中はもっちりとしています
しかし、今だけ原材料を変えている。
ビアンベイク 坂下寛志シェフ:
岐阜県の関牛乳さんのを使っています
石川の店なのになぜ岐阜の牛乳なのか…。きっかけはSNSだった。
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牛乳が余っています。売り上げ損失が痛い
緊急事態宣言中の岐阜県では、夏休み明けの給食が急きょ中止に。小中学校に卸すはずだった1,000リットルもの牛乳が余ってしまった。
ビアンベイク 坂下寛志シェフ:
すごく大変だと感じたので、何か手助けできればと思って
いつもの牛乳に比べ、コストは約2倍。さらに輸送費がかかる。それでも坂下さんは、50リットルを買い取り、カヌレに使用することにした。
関牛乳 吉田社長:
温かい手を差し伸べてくれて、本当に感謝しています。まとめて50本使っていただけるのはすごく助かった
「地元の牛乳を助けていただいてありがとう」と大反響
オンラインでもカヌレを販売している坂下さん。驚くべき事態が起きた。
ビアンベイク 坂下寛志シェフ:
「地元の関牛乳を助けていただいてありがとうございます」と、お礼のメッセージが出るくらい大反響いただいています
わずか3日間で、普段の40倍以上となる800件の注文が入った。そのため、店頭販売を一部休止し、さらに400リットルを買い取ってカヌレを集中的に焼いている。
ビアンベイク 坂下寛志シェフ:
スタッフもフル稼働で頑張っています。僕たちもすごく自信を持っているカヌレなので、ぜひ皆さんに味わってほしい
困ったときはお互いさま。このカヌレには、SNSがつないだ優しさが詰まっている。
(石川テレビ)
からの記事と詳細 ( 「地元の牛乳助けてくれてありがとう」一番人気の“カヌレ”原材料は岐阜産 SNSがつなぐ粋な取り組み【石川発】 - www.fnn.jp )
https://www.fnn.jp/articles/-/245868
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