牛乳・乳製品利用料理コンクール県大会が２１日、福島市で開かれ、最優秀賞の知事賞に耶麻農高３年の大八木心美（ここみ）さん（１７）が作った「耶麻高産そば尽くし！チーズ入り鶏そば団子とそばの実たっぷりミルクスープ」が選ばれた。県牛乳普及協会の主催。
牛乳と乳製品の消費拡大を目的に毎年開催している。県内の高校生以上を対象に牛乳と乳製品を使用した料理を募集し、６３０点の応募があった。書類審査を通過した６人が実技審査に進んだ。独創性や味覚、乳製品の利用性など５項目で審査された。
大八木さんのスープは、学校で育てているソバの実をふんだんに使用したのが特徴という。大八木さんは「とろみとソバの実の食感が楽しめる一品に仕上がった」と笑顔を見せた。審査委員長を務めた畑中料理研究所の畑中成純所長は「ソバの実を使う料理は珍しい。独創性が高かった」と評価した。
例年１１月に開催している東北大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、昨年に続き中止となった。
受賞者次の通り。
最優秀賞・知事賞＝大八木心美（耶麻農高）▽優秀賞＝三瓶莉奈（郡山女子大付高）▽審査員特別賞＝菊地風優香（国際ビューティー＆フード大学校）▽優良賞＝藤橋果凛（あさか開成高）深谷ヴィヴィ（あさか開成高）関根優聖（白河旭高）
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