Pages

Tuesday, August 31, 2021

コロナで給食停止で牛乳余りの憂き目 児童生徒に配布や役所に販売コーナーで支援 - 岐阜新聞

tasisuper.blogspot.com

出張販売で関牛乳を購入する市職員ら=関市役所

出張販売で関牛乳を購入する市職員ら=関市役所

 新型コロナウイルス感染対策で夏休み明けの学校給食の停止が相次いでいるのを受け、岐阜県関市や美濃市は給食用の牛乳を分散登校の児童生徒に配ったり、市職員が商品を購入したりするなどして牛乳事業者を支援している。

 31日から小中学校の分散登校が始まる美濃市では、給食はないが、児童生徒に牛乳を配る対応をする。食品ロスの軽減とともに、事業者や生産者の支援につなげる。市教育委員会は「給食が出せない中、何か工夫できないかと考えた。牛乳は栄養価も高く、校内で飲みきる条件で決めた」と話した。市内七つの全小中学校に配送している美濃酪農農業協同組合連合会(美濃市生櫛)の担当者は「こうした対応をしてもらえることは大変ありがたい」と話す。

 関市役所1階アトリウムでは、市内4校に学校給食用の牛乳を納める関牛乳(同市観音前)が30、31日に出張販売コーナーを開設。昼時には大勢の職員が買い求めた。購入した男性職員(28)は「給食がなくなって困っていると聞いて、協力したいと思った。一度、飲んでみたかった」と話した。

 同社は余剰分の牛乳について、27日に商品購入をツイッター上で呼び掛けたところ、約4万8千のリツイートがあった。27~29日に市内で出張販売した際は通常の約10倍の売り上げを記録。吉田宰志社長は「反響の大きさに驚いている。購入してもらえるのはありがたい」と話した。

カテゴリ: 新型コロナウイルス 経済



Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( コロナで給食停止で牛乳余りの憂き目 児童生徒に配布や役所に販売コーナーで支援 - 岐阜新聞 )
https://ift.tt/3mQOp8u

No comments:

Post a Comment