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Friday, June 11, 2021

牛乳への愛にあふれる道東・別海町 その魅力さらに広げて|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

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道東の別海町は広大な牧草地が広がります。
生乳生産量は日本一で、人口の8倍にあたる11万頭もの乳牛がいます。
別海町の牛乳はインターネットでも販売されていて新型コロナの影響で売り上げは伸びているということです。
町出身で釧路放送局の寺井紀惠キャスターが牛乳そのものにとどまらない、おいしい話題を深掘りしました。

【濃厚なソフトクリーム】
牛乳でつくるスイーツといえば、やっぱりソフトクリームですね。別海町にある農協直営の人気のアイス屋さんでは地元産の牛乳を使ったソフトクリームが人気です。取材に訪れたのは6月上旬。暑さはそれほどでもなかったんですが、多くの地元の人が訪れていました。なんでも去年は過去最高の売り上げだったそうです。メニューはソフトクリームをはじめ、およそ30種類。ソフトクリームをパンで挟んでみたり、いろいろなトッピングを乗せてみたり…。濃厚な牛乳の風味を、さまざまな形で楽しむことができるんです。地元の高校生にも感想を聞いてみましょう。高校生「すごく濃厚だし、種類が豊富なのがいいと思います」。答えがかぶってしまいました…。私もいろいろなソフトクリームを食べさせてもらいましたが、ふるさとのものは格別ですよね。

【懐かしの三角牛乳】
次にご案内するのは別海町のスーパーです。牛乳コーナーには地元の工場で製造された牛乳がたくさん売られています。さすが牛乳のマチ、別海町。その中でも、目をひく形の牛乳が並んでいます。それは「三角パック」の牛乳。懐かしい感じがしますよね。私もこれを飲んで育ちました。別海町では今でも、子どもからお年寄りまで親しまれています。しかし、国内でつくられているのは今では別海町の工場だけになってしまったといいます。工場の方に話をうかがいました。三角パックの牛乳は昭和40年代には主流だったそうです。でも、輸送に向かなかったり、店での陳列に場所を取ったりするため、だんだんなくなっていったそうです。この工場でも機械が昭和40年代のもので、メンテナンスも大変だそうです。それでも三角パックの牛乳は、その懐かしさから根強いファンもいて、生産を続けているんだそうです。工場の担当者は「昔ながらのレトロな三角形で、昔の人は懐かしいと、若い人は珍しいと買ってくれる。脂肪分が高くても比較的さっぱりした感じで飲み心地がいい」と胸を張ります。

【スイーツで堪能】
最後にご紹介するのは、別海産の牛乳をたっぷり使ったスイーツが人気の店です。店の経営者でパティシエの千葉隆司さんは別海町出身。「世界でいちばん別海の牛乳を飲んでいるパティシエ」だそうです。フランスで修行し、東京でパティシエをしていましたが地元の牛乳のおいしさを伝える夢をかなえるため、5年前にUターンして店を開きました。そんな千葉さんが全国の人に味わってほしいと開発したのがチーズケーキ。別海産の牛乳とチーズをふんだんに使い、濃厚な風味で人気商品になりました。ふるさと納税の返礼品として、冷凍して各地に届けられています。千葉さんは「素材ひとつひとつが別海町、北海道ならではの特産品のデザートだと感じながら食べていただきたい」と話してくれました。

【最後に】
別海町の牛乳の魅力をお伝えしましたが、ほかにも大ぶりのホタテ、徳川将軍家に献上されたというサケなどの水産物も特産です。北方領土を間近に望む景観や雄大な自然も魅力にあふれています。新型コロナの影響が収まったらぜひ別海町においでいただき、牛乳も含めて魅力を存分に味わってくださいね!

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