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Friday, June 25, 2021

[銘品物語]スコール 牛乳×炭酸飲料の先駆け - 読売新聞

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 一口飲むと、甘酸っぱい味に爽やかな炭酸の刺激が心地いい。国内の乳性炭酸飲料の先駆けとなった南日本酪農協同(宮崎県都城市)の「スコール」=写真、同社提供=は、1972年の発売から半世紀にわたって親しまれる商品だ。

 初代社長だった木之下利夫さんが釣りに出かけた際のひらめきが、開発のきっかけとなった。クーラーボックスに入れていた牛乳と炭酸飲料がこぼれているのを見て、「牛乳嫌いの子どもも炭酸を混ぜると飲めるのでは」と考えた。

 しかし、開発は困難を極めた。牛乳のたんぱく質は、炭酸と混ざると固まって沈む性質があったためだ。試行錯誤の末、たんぱく質の凝集を防げる製造法を見つけて71年に開発に成功。商品名は、熱帯地方の夕立やデンマーク語で乾杯を意味する「スコール」とし、「渇きを潤し、乾杯したくなる飲み物」との思いを込めた。

 当初は九州だけで販売していたが、大阪や愛知などの飲料会社に製造を委託して販路を拡大。ビール大手と共同でスコールのサワーをつくるなど、顧客層の開拓も進めている。

 現在は、来年に販売する限定商品の味を決める投票キャンペーンなどを実施しており、広報担当者は「これからも新しいチャレンジで、長く愛される商品にしていきたい」と話す。

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