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Tuesday, February 2, 2021

おうちの机をスタンディングデスク化、卓上型の「DeskStand」レビュー - ギズモード・ジャパン

tasisuper.blogspot.com

ダイニングなど他の用途にも使う場所を自宅でのワークスペースとしているなら、机の上に載せるタイプのスタンディングデスクで、ささっと持ち運べて簡単に分解もできる製品を導入するのはどうでしょう? 米GizmodoのCatie Keck記者によるレビューです。


私はそんな卓上型スタンディングデスクのひとつで、数週間ほど試用しているメイド・イン・ケープタウンのDeskStandが大好きです。この製品をレビューする前は、卓上型スタンディングデスクのオススメといえばFullyの Cooper Standing Desk Converterでした。同製品と昇降デスクのRemi Standing Deskは、据え置きタイプの製品にお金をかけられる人にとっては素晴らしい選択肢です。しかしどちらも値が張りますし、Cooper Standing Desk Converterは大き過ぎかつ重過ぎるので、机以外の場所に置けるようにできていないという問題点も。ですから、ラクにバラせて狭小アパートに住む人にとっても良い解決策となれそうな製品を求めていました。

単なる折りたたみ可能な小さめの卓上型スタンディングデスクという以上に、その場に映えるようなデザインのプロダクトを見つけたいと思っていました。DeskStandを発見したのは、よりにもよってEtsy(製品自体はAmazonでも販売中)だったんです。DeskStandのJumboモデルをしばらく使ってみて、これは分解してソファの裏やクローゼットの中にしまっておけるスタンディングデスクが欲しい人にとっては手堅い選択肢だなと思いました。

Jumbo DeskStand

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●これは何?:天板の高さ調整ができる卓上型スタンディングデスク。

●価格:250ドル(約2万6100円)。

●好きなところ: 美しくてバラすのが簡単。省スペースにはピッタリ。

●好きじゃないところ: ハシゴ状になっている板がかなり後ろまで突き出ているので、奥行の狭い机にとっては良い選択肢ではない。

Jumbo DeskStandはバルト海沿岸産の白樺合板でできており、価格は250ドルでナチュラルバーチ、マットホワイト、マットブラックの3色展開。JumboモデルにはノートPCと27インチのモニターを載せられるほど広々とした天板が付いています。230ドル(約2万4100円)のオリジナル版 DeskStandは上段の天板が小さく、シングルモニターで作業している人向け。さらに壁に取り付けるタイプのWallStand(450ドル・約4万7200円)や、机に載せて高さをかさ上げする必要のないA-Stand(900ドル・約9万4400円)というプロダクトもあります。独立したA-Stand以外の製品は、とても簡単に分解して収納できます。

Jumbo DeskStandの気に入っている点は(不格好なデスクコンバーターよりもはるかに美しい見た目の木製のデザイン以外に)、組み立てが非常に容易でネジやツールがいらないところです。2つのパーツが土台となる部分を構成していて、その開口部に好みの高さに応じて2枚の棚板を挿し込めるようになっています。もし持っているモニターが重いものなら、ラップトップ、キーボードとマウスだけで仕事をしている場合よりも、組み立てと分解はほんの少し大変かもしれません。でも家の中のあらゆる作業場所へとDeskStandを動かすことに問題はありませんでした。そして目につかない場所に置きたくなったら、小ぶりなので分解してパーツを重ねてソファの下や後ろへ、あるいはそのままクローゼットの中へとしまうのもラクでした。

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Photo: Catie Keck/Gizmodo

木製ですから厚みがありますが、そのおかげでかなり頑丈です。27インチのAcerモニターにキーボード、マウスとラップトップの全部を置いたところ、重みでちょっと揺れました。しかし、これまでに試してきた卓上タイプの製品よりひどいというほどではなく、使い始めてから数日後にはまったく気にならない程度。そして棚の上段でモニターを左端へとずらしても倒れないくらいDeskStandはしっかりとした造りでした。モニターとラップトップを並べると、モニターがとても場所を取るのでこれはありがたかったです。2つの棚板はそれぞれ配線収納も兼ねたスマホやタブレット用のスロット付きで、奥行は36cmとガジェット類にコーヒー、さらに小ぶりな植物くらいなら置けるかも。どれも些細なことですが、よく考えこまれているデザインだなと思いました。

しかし、デスクはもともと予想していたよりも場所を取るという点には留意すべきです。前面の脚部分から背面の壁に当たりそうな部分までの奥行が50cmほど(前面の脚部分から背面の脚部分までは約41cm)でした。壁に面している机の上に置くなら、DeskStandを収めるために、私のように机そのものを少し前にずらす必要があるかもしれません。これは大した問題ではありませんでしたが、机の奥行があまりないなら考慮すべき点です。

そして使えるスペースが本当に限られている人の場合、DeskStandを床に置いて天板は上段に設置してテーブル代わり、ソファやアームチェアの隣に置いてコーヒーテーブルのように扱うという方法もあります。例えば映画を見る際に、パソコンの置き場所にするという活用方法も。これはDeskStandの最良な使用例ではありませんが、多目的に使えることがこの製品の一番の取柄です。

この卓上型スタンディングデスクの好きな点を突き詰めていくと、使い勝手の良さと、使っていないときの見た目になります。DeskStandは目障りではなく、いざとなれば分解できて、耐荷重のバランスをあまり気に過ぎずに重いモニターとラップトップの平衡を保てるほど安定感があります。もし使っている机はそのままで場所と予算があるなら、もっと一般的なスタンディングデスクの方がよいかもしれません。でも狭い空間でやりくりするなら、DeskStandはおすすめです。

まとめ

●4つのパーツに分かれる多用途な即席スタンディングデスク。組み立てにドライバーなどの道具は不要。

●バルト産の白樺合板でできていて、モニターを端っこに置いても倒れないほど頑丈

●どのパーツも平たいのでソファの裏やクローゼットの中など目につかない場所にしまいやすい

●棚板はモニターふたつにキーボードとマウスを置けるほどの奥行がある

Source: Fully, Amazon, Etsy (1, 2, 3, 4, 5),

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