立ち食いスタイルでリーズナブルに美味しいステーキを食べられることで、一世風靡したステーキ店『いきなり!ステーキ』。
最近はあまりいいニュースを見なかったのだが、とある話題が真実か確かめにいきなりステーキへ行ったところ、それが事実かはわからなかったのだが、非常にいいことに気づいたのだ。
それは、以前別業態の普通に座れるステーキ店『ステーキくに』をいきなりステーキに変更し、普通に座れる店舗は超最高ということである。
■店頭にお手紙が…入店前には話題の社長からのお手紙が貼られており、ドン引きしたのだが、目をひいたのはキャンペーン中の商品。
それは、450グラムのリブロースステーキがガッツリ楽しめる『ジャンボリブ!』。グラム単価6.2円ほどなので、いつもよりかなりお得になっている。
13日までの商品なのにもかかわらずまだ販売しているということだったので、入店を決意した。
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■ゆったりした席でのリブロースは最高これは美味そうだと思い、さっそくジャンボリブをお勧めのレアで注文すると、最高の焼き加減でジャンボリブが到着!
ぶ厚さも家庭で焼けないレベルで、席が非常にゆったりしているため「贅沢な肉を食べる感」がハンパじゃない。ワクワクが止まらないぞ!
■本気でウマい肉まずは赤身が多い部分を、ホットステーキソースでパクり。柔らかくてジューシーで、最強にウメェ…。
次は脂身がある部分を、付け合わせ変更した一瀬社長おススメ(赤坂店に手紙が貼ってあるのを見た)の大根おろしでサッパリと。2回目だが、最強にウメェ…。
■卓上調味料で味変お次はにんにくの効いたペッパーペーストと、旨味の強い醤油でいただく。パンチが効いていて、こちらも肉の脂っこさが気にならなくなる味で超絶美味。
お次は卓上のガーリックペーストと醤油で、ビリーザキッド風にいただく。肉が上質でもさすがに450グラムは食べ続けると飽きるが、調味料が豊富で飽きが来ない。
■たっぷりの肉を食べるのに席のゆったり感は重要ステーキソースは甘口とホット、醤油と狭い店と同じなのだが、席が狭いと調味料を取るのが大変で、面倒になりついホットステーキソースのみで食べてしまう。
しかし、席が広いことでスペースをぞんぶんに使えるため、味変をする気力も沸いてくる。いい肉をたっぷり食べるときは、ゆったりした席って大事なんだな…と再認識できた。
いままで狭い店かフードコートのいきなりステーキしか行かなかったので気づかなかったが、やはり1ポンドクラスのデカい肉を食べるなら席が広くないとしんどい。ただ、300グラム程度ならまだ狭くても許容範囲と感じた。
■お子様用も最高のステーキまた、さらに感動したのはお子様向けのステーキにヒレステーキとトップリブステーキが用意されていること。値段は少し張るものの、子供にいい肉を食べさせたいときにも使える。
子供用なのにちゃんと焼き加減も聞いてくれるので、ちょっとした食育にもなりそう。ステーキガストよりも値段は数百円高いが、100グラムを幼稚園児がペロッと食べてしまった。
■もうちょっと安くしたらリピ確実3,000円以上するステーキを食べるのに牛丼屋レベルの席だとややためらってしまうが、普通のファミレス並の席なら、いきなりステーキはまだコスパが良いと感じられるほどだった。
もしもうちょっとお得にできるのなら、450グラムのジャンボリブを定番メニューにし、ライスをつけて税込3,000円にしたらヘビロテ確実である。
ただ、狭い店だと450グラムを食べるのはキツいので、250~300グラムライス付き税込2,000円程度にしてくれたら、かなりお得に感じられる範囲だと思われる。
生牡蠣などで客単価を上げるのではなく、450グラムを広い席ゆったり食べる人向けに、300グラムを立ち食い店で推し、それぞれの店に合ったコスパの良いステーキを提供してほしい。
正直、その部分さえ変えてくれたらかなり印象は変わるのではないだろうか? 社長のお手紙を店頭に貼ったりワケあり店を任せる人を探すのではなく、さまざまなキャンペーンを実施して試行錯誤し、また繁盛する店を作ってほしいと心から願う。
(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)
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January 18, 2020 at 08:30AM
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