給食で出された牛乳を飲んだ児童・生徒が相次いで体調不良を訴えたことを受け、牛乳の代わりに「飲むヨーグルト」の提供が、宮城県名取市の小中学校で始まりました。牛乳の提供の再開は未定ということです。
名取市の愛島小学校です。給食の時間、それぞれの教室には牛乳の代わりとして飲むヨーグルトが配られました。
子供たちは4月26日から水筒を持参していました。5月16日から提供される飲むヨーグルトは、カルシウムなど牛乳と同じくらいの栄養を補えるそうです。
6年生
「おいしいけど、僕は牛乳の方が好きなので早く戻ってきてほしいです」
「おいしかったです。牛乳よりジョアの方が好き」
4月25日、給食の牛乳を飲んだ児童と生徒、1000人以上が体調不良を訴え、12の市と町の学校で牛乳の提供が止まっています。
名取市では16日に開かれた校長会で、牛乳の提供の再開に向けた検討を進めたということです。
愛島小学校 鵜殿義雅教頭
「とりあえず、新たな代替飲料で安心しておられる方が多かったと思いますので、情報提供もしっかり引き続き行っていきたい」
宮城県内12の市と町で牛乳の再開めど、どうなっているか見ていきましょう。まずは、再開が決まった自治体です。仙台市と多賀城市は5月17日、
塩釜市は20日、角田市は27日、亘理町は6月3日から再開することを決めています。利府町は来週、山元町は6月の再開へ向けてそれぞれ調整を進めています。名取市、七ヶ浜町、松島町、丸森町は、未定としています。
続いて、牛乳の代わりとなる飲み物についてです。5月16日時点での発注の状況です。名取市は、5月16日から24日まで飲むヨーグルトを提供します。塩釜市は5月17日まで、飲むヨーグルトか野菜ジュースを。岩沼市は5月8日から5月末まで、角田市は5月17日から24日までを予定しています。
続いて亘理町は5月末まで、山元町も同じく5月末まで、松島町は24日まで、丸森町は27日まで飲むヨーグルトを提供する予定です。
このほかの仙台市、多賀城市、利府町、七ヶ浜町では、代わりとなる飲み物は提供されていません。
また仙台市は、提供を停止していた期間の牛乳代を保護者に戻すことを発表しました。具体的な金額は6月に通知するということです。
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