去年、いきなり!ステーキの経営不振を受け引責辞任した名物経営者が、今度は和牛をメインとした新たな店を立ち上げ、話題となっています。その狙いを聞きました。
■一瀬氏「調子に乗ってやりすぎた」
こんがりとジュージューに焼きあがったステーキ。東京・両国に先月オープンしたばかりの「和牛ステーキ 和邦」を取材しました。
利用客
「いいお店見つかったなって感じ。すごくおいしいなと思って。きょう2回目なんですけども、この味が忘れられなくて、きょう来ちゃいました」
店を立ち上げた一瀬邦夫氏(81)は、大手外食チェーン・ペッパーフードサービスの創業者です。
一瀬氏は51歳で「ペッパーランチ」を開業。71歳の時には「いきなり!ステーキ」を立ち上げ、ステーキの立ち食いという斬新なスタイルがヒットし、わずか6年で500店舗近くを展開しました。
しかし、その後、急激に業績が悪化し、去年、引責辞任しました。
一瀬氏
「調子に乗ってやりすぎた。すごいリーダーシップをやってきました。みんな僕の言うことを聞きます。だから、どんどんやりすぎた」
■「いきなり!ステーキ」ノウハウを生かす
「ペッパーランチ」や「いきなり!ステーキ」では主にアメリカ産の牛肉が使用されてきましたが、今回、一瀬氏が挑戦するのは和牛です。
一瀬氏
「また独自のものを作りたいなと思った。円安がどんどん進むと、輸入している牛肉もどんどん高くなる。国産牛より値段が高くなってきている。和牛をリーズナブルで出している店はない。だったら、これをやってみようと」
以前に比べて、割安感が出ている和牛に目を付けたのです。
ただ、和牛にしてはリーズナブルとはいえ、150グラムのサーロインステーキが2530円と、気軽に店へ通える値段ではありません。そこで、一瀬氏は「いきなり!ステーキ」のノウハウを活用し、客が求める厚さに切り分けるサービスをスタートさせました。
一瀬氏
「いきなり!ステーキでオーダーカットをやったら、爆発的に受けた。和牛でオーダーカットは聞いたことがない」
今後について、一瀬氏は次のように述べました。
一瀬氏
「まず、この店を軌道に乗せること。それが後味ですよ。この後味をきちっと良くしておけば、印象を良くして、よく入っていただければ、また必ず来てもらえる」
(「グッド!モーニング」2023年12月27日放送分より)
からの記事と詳細 ( 「いきなり!ステーキ」創業者(81)“3度目”挑戦 今度は和牛で勝負…その狙いは? - テレビ朝日 )
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