2022年7月20日(水)午後2時13分 更新
道の駅には、地域の特産品やおいしいものがたくさんありますよね。 道南各地にある道の駅の魅力を紹介する「ぐるっと道南 道の駅」。 せたな町の「道の駅・てっくいランド大成」には、牛乳が苦手な酪農一家がつくるこだわりの逸品があるとか・・・。 さて、どんな出会いがあるのかレッツゴー!
道の駅のおススメは海の幸以外にも!
道の駅に入れば、まずは気になるのが特産品コーナーです。
さすがは日本海に面するせたな町。
天日干ししたカレイやするめの塩辛など、地元の漁師さんが加工した海産物が並びます。
自慢の逸品も海の幸からご紹介といきたいところですが、なんでもこちらの道の駅ではあっと驚く名物もあるんだそうです。
道の駅で働く磯田恵美子さんにイチオシを聞いてみると、、、、。
磯田恵美子さん(道の駅 スタッフ)
「イチオシは“ヨーグルト”でしょうか。オススメです」
道の駅イチオシのヨーグルト工房へ
実はせたな町は漁業だけではなく、酪農も盛んです。
町内には83軒の酪農家さんがいて、放牧の様子も見られます。
ヨーグルトは、その中の酪農家の1軒が作っていると聞き、工房へお邪魔しました。
出迎えてくれたのは、自分達で育てる牧場の牛から絞られる牛乳でヨーグルトを生産している細川和子さんと娘の細川夕佳さんです。
2人が切り盛りするお店には、一度に10個近くも購入する常連のお客さんもやってきます。
常連客
「とってもまろやかで後味もすごい良いし、たまらなく好きなんですよね。大ファンです」
牛乳嫌いの酪農家が作るヨーグルト!?
酸味を抑えた、すっきりとした口当たりが、多くの町民に親しまれているんですが、実はその味の秘密には細川さん一家のある事情が関係しているとか・・・?
なんと、細川さん一家は大の牛乳嫌いだというのです。
細川夕佳さん「牛乳が飲めないんです」
細川和子さん「お父さんも飲めない、孫の1人も飲めないね」
自分たちが牛乳を苦手とあって、母の細川和子さんは昔から牛乳臭くないヨーグルトを工夫してつくっていたんだそうです。
初めは家族だけで食べていましたが、そのおいしさが近所でも評判になりました。
町の人から商品化を熱望され、娘の細川夕佳さんの協力で、2年前に販売を開始しました。
こだわったのは乳酸菌選び。
10種類以上の中から理想の菌を選び、酸味も調整しています。
牛乳嫌いな家族のために作った“お袋の味”が、今ではせたな町を代表する特産品となっているんです。
細川さん一家が育てている牛は、普段は牛舎で育てていますが、これから夏になると放牧生活に変わります。
餌が天然の牧草に変わることで、牛乳やヨーグルトが、さらに爽やかな味わいになるということです。
道の駅“てっくいランド大成”
「海の幸も山の幸も楽しめる道の駅“てっくいランド大成”に遊びに来てね~」
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