年度末に再び生乳が廃棄されるおそれが出ていることから、道東の標津町では農協の青年部が中学生以下のすべての子どもたちに牛乳券を贈呈しました。
標津町農協の青年部は毎年この時期、卒業する中学3年生に「学校給食が終わっても標津の牛乳を飲んでほしい」という思いを込めて、牛乳券を贈呈しています。
ことしは学校が春休みとなる年度末に再び生乳が余り、廃棄されるおそれが出ていることから、消費拡大につなげようと、園児から中学生までのすべての子どもおよそ570人に贈呈することになりました。
標津町役場で7日に行われた贈呈式では、農協青年部の代表が山崎佳教育長に目録を手渡しました。
牛乳券は1人あたり中学3年生が1000円分、それ以外の子どもは600円分です。
標津町農協青年部の桜井将敦部長は「酪農家にとって厳しい状況が続いていますが、春休みにたくさん飲んで、笑顔で新学期を迎えてほしいです」と話していました。
標津町農協は、隣接する羅臼町の子どもおよそ450人にも同様に牛乳券を贈呈することにしています。
からの記事と詳細 ( 標津町で中学生以下全員に牛乳券 年度末に生乳廃棄のおそれ|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/3Xp8e7Q
No comments:
Post a Comment