こんにちは、料理研究家のエダジュンです。
そろそろ年の瀬ですし、1年間がんばった自分を美味しい肉で癒す、ご褒美的な一皿はいかがでしょうか。今回は、牛ステーキ肉をフライパンでサクッと焼き上げるタイのヌアヤーン風ステーキです。
ヌアヤーンは、牛肉をナンプラーやオイスターソースなどうま味の強い調味料で味付けして焼いたタイ料理。そのヌアヤーンをヒントに、ご飯どろぼう間違いなしのステーキをフライパンで焼いてみました。
スーパーなどでもよく売っている厚さ1cmくらいの牛ステーキ肉なら、アルミホイル(フライパン用ホイルシートでもOK)も使って、4分くらいでしっとり仕上がりますよ。
エダジュンの「ヌアヤーン風ステーキ」
【材料】(1人分)
- 牛ステーキ肉(今回はサーロインを使用) 1枚(150gくらい、厚さ1cmくらいのもの)
- サラダ油 小さじ2
- クレソン(パクチーでもOK) お好みで適量
(A)
- すりおろしにんにく 小さじ1/2
- レモン汁 大さじ1
- ナンプラー、オイスターソース 各小さじ2
- 砂糖 小さじ1/2
作り方
1. 牛ステーキ肉は、冷蔵庫から出して20分ほどおいて常温に戻し、フォークで全体に穴をあける。
2. (A)は混ぜ合わせておく。
3. フライパンにサラダ油をひいて中火で熱し、フライパンを傾けて油がスッと流れるようになったら、1をのせる。そのまま1分焼き、
裏返してさらに1分焼いたら火を止め、ここで肉を一度、バットなどに取り出す。
4. アルミホイルを写真のようにフライパンに広げ、とろ火(一番弱い火加減)にしたら、
肉を戻す。
焼け過ぎないよう、アルミホイルの上にのせます。
5. フライパンにフタをして、2分ほど蒸し焼きにして肉に火を通す。
ここでは裏返す必要はありません。
なお、脂の少ない赤身肉の牛ヒレ肉を焼いた際は、同じように両面を1分ずつ焼いてから、1分長く3分蒸し焼きにしたところ、ベストな火の通り具合になりました。
6. フライパンから肉とアルミホイルを取り出し、肉を皿に盛りつける。肉汁が残っているフライパンに(A)を入れ、
中火にして煮詰めて、ソースを作る。
アルミホイルに肉汁が残っていたら、それもフライパンに入れてください。
7. 盛り付けた肉にソースをかけ、お好みでクレソンを添える。
タイ風の味付けで、濃厚さっぱり!
ヌアヤーン風ステーキ、美味しそうに焼き上がりました!
切ってみると、いい感じに火が通っています。もう少しレアに仕上げたければ、蒸し焼きにする時間を1分くらいにしてもOKです。
ナンプラーとオイスターソースを煮詰めて、にんにくのパンチも効かせたソースは、レモン汁の酸味もあって濃厚なのにスッキリ。ステーキがどんどん食べられます。ご飯もすすむ味です。オリエンタルな味わいなので、クレソンやパクチーなど香りのある野菜もよく合いますよ。
今日は肉が食べたい! そんな日に、フライパンでサクッと焼いてみてくださいね。
作った人:管理栄養士 エダジュン
料理研究家・管理栄養士。株式会社スマイルズに入社。SoupStockTokyoの本社業務に携わり、2013年に独立。家で作れるエスニック料理とパクチーを使ったレシピを研究中。「料理にやっちゃいけないことはない」がモットー。著書に『パクチー!パクチー!パクチー!』(NHK出版)、『野菜たっぷり具だくさんの主役サンド150』(誠文堂新光社)、『毎日食べたい!お粥ごはん』(パルコ出版)。2021年6月発売の『できるだけうちにある調味料で作る!エスニックつまみとごはん』(主婦と生活社)では、スーパーでも手に入る調味料とハーブを使って、なじみのある材料でちゃちゃっと手軽に作れる、台湾、タイ、ベトナム、韓国、インドネシア、フィリピンなど各国の人気料理115レシピを紹介。
企画協力:レシピブログ
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