富山市内の小中学校と保育所で1500人を超える子どもや教職員が下痢や腹痛などの症状を訴えた問題で、保健所は、給食に出された牛乳が原因の集団食中毒と断定しました。保健所はこの牛乳の製造業者に対し19日営業停止の処分を出しました。
富山市内にある16の小中学校と5つの保育所で17日から18日にかけて1500人を超える子どもや教職員が下痢や腹痛などの症状を訴え、欠席や早退する子どもが相次ぎました。
富山市保健所が調べたところ、体調不良を訴えた人が共通して口にしたのは富山市四方の「内田乳業」が製造し、今月16日に給食とおやつに出された牛乳以外ありませんでした。
このため保健所は、この牛乳が原因の集団食中毒と断定し、19日この業者に対し、営業停止の処分を出しました。
保健所によりますと、症状が出るまでの時間などから黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などが原因として考えられるということで、給食で提供された物と同じ牛乳の検査を進めています。
「内田乳業」はすでに営業を自粛していて、NHKの取材に対し、内田喜夫社長は「原因について思い当たることはないが、本当に申し訳ないという気持ちでいっぱいで心からおわびしたい」と話しています。
からの記事と詳細 ( 富山の集団食中毒 牛乳が原因と断定 製造業者を営業停止に - NHK NEWS WEB )
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