スペックを引き出しつつ、価格は抑えつつ。
11月のAppleイベントで発表されたMac miniは、新開発されたM1チップを搭載した最もリーズナブルなMacでもあります。その性能たるや、前モデルと比較してCPUは3倍、GPUは6倍、機械学習については最大15倍もスピードアップ!
そして、同時発表されたM1搭載Macの中でもMac miniだけに付いてくる特典が、6Kディスプレイへの対応です。すなわち、Pro Display XDRが使える!…使えるのはすごいけど、Mac miniを買ったからといって50万円オーバーのディスプレイを買うとは限らないのでは?
というわけで、Pro Display XDRほどではないけど、Mac miniを使うからにはつよつよなディスプレイを使いたいという人向けにオススメできるディスプレイを選んでみました。重要視した項目は、4Kへの対応と色再現性です。
ASUS PB27UQ
ASUSのクリエイター向けディスプレイ、Pro Artシリーズの中でももっともリーズナブルなモデル。Thunderbolt端子を持っていないのが惜しまれますが、sRGBを100%カバーし、4K UHDにも対応していたりと、これからレタッチや映像編集を本格的に始めようかと思っている人のはじめの一台に良い塩梅かと。
BenQ PD3220U
MacBook Proで映像編集をする人をターゲットにしている、BenQのデザイナー向けディスプレイ。sRGB・Rec.709カバー率100%、Display P3・DCI-P3カバー率95%、出荷時に個別キャリブレーション済みと、コスパの良い4Kディスプレイです。Thunderbolt 3にも対応。
EIZO CS2740-BK
EIZOのカラーマネージメントモニター、ColoEdgeシリーズでは数少ない4K UHD対応モデル。Adobe RGBカバー率99%の圧倒的色域を体験したいなら、これくらいのお値段でございます。XDRディスプレイの半額以上と思えば、お買い得と思えなくも…?
EIZO CG279X
映像向けHDRの表示に対応し、放送向けのHLG方式と配信制作向けのPQ方式、それぞれのガンマカーブに対応できます。残念ながら4K表示でありませんが、コレの4Kバージョン「CG319X」が約60万円なので、それならもうXDR買うよねっていう。
新しい心臓たるMac miniは、RAMを16GBにカスタムした構成で9万2800円(税別)で購入可能。より価格変動が大きいのはMacよりもディスプレイ選びでしょうね。Mac miniでどんな作業をしたいのか、そのあたりを勘案しつつ、自分に最適な一台を選び抜いていきましょう。
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科学&テクノロジー
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