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Saturday, November 14, 2020

次期iPad miniはUSB-C採用?から折りたたみiPhoneは2022年登場?まで。最新アップルの噂まとめ - Engadget日本版

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BigSur

Apple

初のAppleシリコン搭載Macも3機種発表され、いよいよ今年のアップル主力製品も出そろいました。が、その一方では純正オーバーイヤーヘッドホンや忘れ物防止タグなど噂のアクセサリー類が登場せず。2020年に残された僅かな期間に、1つでも発表されるよう期待したいところです。

次期iPad miniはUSB-C採用?から折りたたみiPhoneは2022年登場?まで、最新アップルの噂をまとめてお届けします。

AirPods

Proではない無印AirPodsの第3世代が準備中との噂はたびたび報じられていますが、おそらく初の実物(の一部)と称される写真が報告されました。

中国サイト52audioがサプライチェーン筋から入手したという写真は「AirPods Small」と題されたもの。画像ではワイヤレスイヤホンの上部と充電ケースの一部しか見えていませんが、同時掲載されたX線透視図ではまさに「小型化したAirPods Pro」という趣き。ただしアクティブノイズキャンセル機能(ACN)はProとの差別化のため搭載されない可能性もあると示唆されています。

第3世代AirPodsの噂は、今年初めから囁かれていました。当初は「AirPods Lite」という仮称のみが一人歩きしたあと、4月には「ACN非搭載のProデザイン」として具体性を帯び、本来5月に発売予定だったところが新型コロナ感染拡大により今年後半~2021年まで延期される可能性があると報じられた流れです。

それに続いて、アップル情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏が「手頃な価格で短いステム(取っ手から伸びる軸)でProと似たデザイン、ACN抜きだがバッテリー持続時間は改善」という研究ノートを発表しています。

iPhone 12シリーズや値下げされたiPhone 11/XRで有線イヤホン同梱を廃止したことで、アップルのワイヤレスイヤホン販売が加速しているとの観測もありました。すでに低価格な「Beats Flex」も売上に弾みが付いているとの噂話もありましたが、それに続くお手ごろ価格ワイヤレスイヤホンが投入される見込みは十分あり得そうです。

foldable

サムスンやファーウェイといった競合他社が折りたたみデバイスを次々投入するなか、沈黙を守ってきたアップル。そんな折りに、折りたたみiPhone/iPadのハイブリッド機が2022年に登場するとのうわさ話がやって来ました。

イスラエルの情報サイトThe Verifierによると、2021年のiPhone 13(仮)シリーズは大きな変更はないと見られるものの、2022年に11月には上記の革新的な端末が現われるとのこと。基本モデルは搭載RAMが8GBで内蔵ストレージ256GBながら、価格は1499ドル(約16万円)と伝えられています。ちなみに今年のiPhone 12シリーズはProモデルでもRAMは6GBに留まり、ストレージ256GBならば1099ドルといったところです。

その投入と入れ替わりに、iPad miniシリーズが退場するとも示唆。ハイブリッド機が発売された年以降は開発に終止符が打たれる可能性があるとも述べられています。

折りたたみデバイスは一般的に高価になる傾向がある上に、アップルブランドの付加価値もあって10万円台になるとは考えにくいこと。その一方でiPad miniシリーズはProやAirよりも低価格のため、その位置づけともなれば逆に割高ともなり、果たして後継機になり得るのかという疑問もあります。

とはいえ、大手証券会社UBSもアップルが折りたたみカテゴリに「着実に取り組んで」おり、2021年に折りたたみiPadを投入する可能性もあると予測していたことがあります。そのレポートには、アップル製品ユーザーは折りたたみデバイスに関心が高く、非折りたたみ機よりも600ドルを上乗せしていいとの調査結果を添えていました。

アップルは自社主導で指紋認証や顔認証をいち早く採用した一方で、他社が先行した技術(LTEや5Gなど)には最後発になる傾向もかいま見られます。折りたたみAndroidデバイスが着実に浸透して十分な市場規模が確保できた段階で、完成度を高めた決定版を投入する狙いがあるのかもしれません。

iPhoneSEPlus

Apple

お値段のわりに高性能を備えたiPhone SE(2020)は新型コロナ感染拡大でスマートフォン販売が全世界的に不調ななか、売上げ好調で「明るいスポット」になっているとの分析もありました。その次期モデルが来年前半に出そうにない、とのアナリスト予測です。

アップルのインサイダー情報でおなじみMing-Chi Kuo氏は、2021年前半に「新しいiPhone SE」発表を期待しない方がいい、とサプライヤーおよび投資家に向けて発信。Kuo氏は新iPhone SEが発表前から、画面が大型化した「iPhone SE2 Plus(仮)」を予測しており、2021年の早い時期に発売される……と述べていたことの軌道修正となります。

すでに「片手で持てるiPhone」人気は新iPhone SEからiPhone 12 miniに移った感もありますが、注目すべきはiKuo氏がPhone SE2 Plusは(第4世代iPadAirと同じく)側面の電源ボタンに統合されたTouch IDを備えていると予測していることです。

つまりデバイス前面からホームボタンがなくなって画面サイズが広くなり、Face IDがないため必要部品を収納したノッチ(画面上部の切り欠き)がなくなり、マスクをしていてもロック解除しやすいTouch IDが使えるということ。今なお感染拡大が収束する気配が見られないなか、大人気となるポテンシャルを秘めているといえそうです。

iPad mini

Apple

iPad miniシリーズは年内には更新がなさそうですが(そもそも第4世代から第5世代発売まで約4年かかりましたが)第6世代の試作機が開発中との噂話が届けられています。ただし発信元のリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を広める人)000leaker氏は信ぴょう性60%との評価もあり、それだけ割り引く必要もあります。

プロトタイプは8.5インチのLiquid Retinaディスプレイ、A14 BionicおよびRAM 4GBを搭載こそして第2世代Apple Pencilもサポートされ、Lightning端子に代えてUSB Type-Cポートを備えているとのことです。

つまり第4世代iPad Airとほぼ同じスペックを持つ「小さなiPad Air 4」というわけですが、2セルのバッテリーに問題を抱えているとの但し書きも付けられています。また側面電源ボタン統合のTouch IDがあるかどうか(ホームボタンの有無)に言及されていませんが、8.5インチのサイズではベゼルを薄くしすぎると持ちにくくなるという判断があるのかもしれません。

上記のように「折りたたみiPhone/iPadハイブリッド機と入れ替わりにiPad miniシリーズ開発中止」との噂話もありますが、買いやすい価格で持ち運び性に優れ、電子書籍やメディア消費にもってこいのカテゴリも存続を望みたいところです。

AirPodsStudio

L0vetodream

アップル純正のオーバーイヤーヘッドホンAirPods Studio(仮)と忘れ物防止/なくし物追跡タグAirTags(仮)は、9月~11月のスペシャルイベントのどれかで発表が期待されていたものの、すべて空振りに終わっています。

そんな折りに、開発者向けiOS 14.3ベータ1からこれらの手がかりが見つかったとのこと。それぞれAirPods Studioは内部システムに新たなアイコンが追加され、AirTagsについてはユーザー向けにセットアップを手引きする動画や画像が見つかったと報告されています。

AirPods Studioは頭や首にかけると一時停止や再生(AirPodsの耳検出のように)、耳の左右を判別して音の左右を自動入れ替え、AirPods Proのようなアクティブノイズキャンセルや外部音取り込みを備え、プロユース向けにイコライザー設定も可能になると噂されています

こちらはBloombergがHomePod miniとともに「早ければ今月中に発表準備」と述べており、じっさいHomePod miniは発売済みのため、近日中に何らかの形で発表される可能性もありそうです。

かたやAirTagsはiOS 14.3ベータ内に隠しセクション「Hawkey」が発見。iOSの「探す」アプリで同製品ばかりかサードパーティ製品もオフラインで追跡できると確認できたとのことです。Tileなど競合他社製品にも「探す」アプリが開放されることはアップル公式に発表済みですが、条件が厳しすぎるとの証言もありました

両製品とも先日のAppleシリコンMac発表イベントにて「One more thing」として登場が期待されたものの、実際に現われたのはこの人でした。相方の「Macさん」にAirTagsを付けて追跡するオチが欲しかったかもしれません。

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