Appleが現地時間9月15日に開催した新製品発表イベント”Time Flies”で発表した新型iPad Air(第4世代iPad Air)に関するプレゼンから、iPhone12が搭載すると噂の「A14 Bionic」の性能が明らかになりました。iPhone11シリーズが搭載するA13 Bionicと比較した場合、A14 Bionicは、CPU性能が約16%、GPU性能が約8%向上するようです。テック系メディアAnandTechは、「A14 Bionicは性能向上よりも、最大パフォーマンス持続時間の延長に主眼をおいて開発されたのかもしれない」と述べています。
CPUコア数は6個、GPUコア数は4個
A14 Bionicは台湾TSMCの5nmプロセスで製造され、118億個のトランジスタを搭載しています。
A14 Bionicは、6コアCPUと4コアGPUで構成されており、CPUコアは4つの高効率コアと2つの高性能コアを組み合わせています。
A12 Bionicと比較した数値を、A13 Bionic比に換算
A14 Bionicは、第3世代iPad Airが搭載するA12 Bionicと比べてCPU性能が40%、GPU性能が30%向上するとAppleは発表しています。
AnandTechがこの数値をA13 Bionic比に換算した結果、A14 Bionicの性能向上率はCPU性能が約16%、GPU性能が8.3%とのことです。
最大パフォーマンス持続時間を改善か?
A14 Bionicのトランジスタ数は118億個と、A13 Bionicの85億個から約38%も増加しながら性能の伸びがそれほど大きくない理由に関しAnandTechは、「A14 Bionicは性能向上よりも、発熱の問題で最大パフォーマンスを2分〜3分しか維持できなかったA13 Bionicの欠点を改善するべく設計開発された可能性が高い」と述べています。
Source:AnandTech
Photo:North’s Globe Concepts/Twitter
(FT729)
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