新型コロナウイルスによる小学校から高校までの一斉休校を受け、学校給食も停止。
この事態に頭を悩ませているのは、千葉県で酪農を営む石井敏明さん。
酪農家・石井敏明さん「学校給食用牛乳が、急に2週間減るのは打撃がある。牛乳が余って、生産調整するんじゃないか、不安がある」
実は、全国で飲まれている牛乳のうち、給食で使われているのは、全体のおよそ1割を占めている。
一斉休校となり、急に行き場を失った給食のお供、“牛乳”。
いったいどうなってしまうのだろうか。
江藤拓農水相は3日、「廃乳するわけにはいかない。加工乳として受け入れていただく。行き場を失うことはない」と述べた。
余った生乳を廃棄しないように、バターなどの乳製品の原料に回したい考え。
ところが、加工用の牛乳は、家庭で飲まれている牛乳よりも流通価格が安いため、酪農家には大きな打撃となってしまう。
そんな中、SNSでは「#酪農家さんがんばれ」をつけて応援する動きも。
さらに、コンビニ大手のローソンでも、より多くの客に飲んでもらおうと、来週からホットミルクを半額にし、カフェラテを30円引きの120円で販売すると発表した。
先の見えないコロナウイルスに翻弄(ほんろう)される生産現場。
酪農家・石井敏明さん「いつまで続くのか。消費が落ちると、われわれも本当に死活問題になります」
"牛乳" - Google ニュース
March 03, 2020 at 05:52PM
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行き場失った給食用牛乳 酪農家「いつまで...死活問題」 - www.fnn.jp
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