新型コロナウイルスの感染拡大を警戒した臨時休校で給食の牛乳の行き場がなくなっていることから、岐阜県飛騨市は4日、牛乳の消費を促すキャンペーンを始めた。市内の酪農業を保護するための異例の取り組みで、スーパーなどに販売拡大を呼び掛けるほか、市職員による消費も促す。
市は3日に小中学校の臨時休校を始め、給食も止めた。飛騨市と高山市の7校に牛乳を納入してきた古川酪農農業協同組合(山本道徳組合長)では、3月中に給食用に出荷を予定していた約4400リットルの牛乳の販売の見通しが立っていない。
同組合事務局を務める乳業メーカー「牧成舎」(飛騨市古川町)ではアイスやチーズなど比較的保存が利く食品への加工を始めているが、原料乳を消費し切れるほどの生産能力も販売先もないという。同社の営業担当者は「夏はアイス、冬はお歳暮用などで売り上げが見込めるが、今回は1年で最も厳しい時期に重なった」と頭を悩ます。
同社の牧田礼子社長が4日、同市役所を訪れ「原料乳を搾る量はいつも一定で、牛たちの健康のためにも減産は難しい。飲んで応援してほしい」と協力を求めた。都竹淳也飛騨市長は「休校は国の要請とはいえ学校給食を止めるのは市の責任。市の酪農を守るため、牛乳の消費を呼び掛けたい」と応じた。市職員でつくる互助会は各部署で牛乳の注文を取りまとめて組合に発注、職場で受け取る取り組みをスタートさせた。
また、高山市も地元産の牛乳を積極的に買うよう職員に協力を求めた。市畜産課の倭(やまと)一弘課長は「できる範囲で消費し酪農家のピンチを助けたい」と話した。
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March 05, 2020 at 06:08AM
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給食牛乳行き場なく...飲んで応援!消費呼び掛け - 岐阜新聞
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