首都圏と関西を中心にスーパーを運営するライフコーポレーションは18日から学校給食用の牛乳3万本を店頭で販売する。新型コロナウイルスの感染拡大で、全国の多くの小中学校が休校となり、乳牛を飼育する酪農家の経営が圧迫されていることに伴う措置。期間は28日までで、一部をのぞき約270あるライフのほぼすべての店舗で販売し、酪農家を支援する。
ライフコーポレーションは、ほぼすべての店舗で学校給食用牛乳を販売する（写真は東京都世田谷区のライフ桜新町店）
給食用牛乳を手がける飲料メーカー1社から、容量200ミリリットルの牛乳3万本を調達した。牛乳は生徒らが普段手にしているパッケージのまま店頭に並ぶという。価格は税別78円。
ライフは今回販売する牛乳について「一斉休校が始まったのちに酪農家が出荷したもの」と説明する。一斉休校に伴い、牛乳の出荷停止を余儀なくされた酪農家は、牛乳を廃棄するか、脱脂粉乳などの加工用に通常より安価で出荷するケースが多いとみられる。
このため、ライフは「今後も子どもたちに安定的に牛乳を届けるため、酪農家の支援に取り組みたい」と話す。
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March 17, 2020 at 03:43PM
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ライフ、学校給食用牛乳を販売へ 酪農家支援で3万本 - 日本経済新聞
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