新型コロナウイルスの影響で、ある食べ物が注目されている。
それが、白っぽい色をした食べ物。
実は、1000年以上前から日本に伝わる食べ物だが、その名も「蘇(そ)」と読む。
いったい、どんな食べ物なのか。
気になる「蘇」について、街で聞くと...。
街の人「(蘇って知ってます?)蘇!?... 蘇!? 蘇ってなんですか?」、「蘇!? わかんないです」
街の人たちは、今ひとつピンと来ていないが、SNS上では「不思議な魅力がある食べ物。それが蘇です!!」、「こんなにおいしいのですね!!!!!!」といった声が。
実際に「蘇」を作ってみた動画が数多く投稿され、1000年に一度とも称される大ブームとなっている。
そのレシピが記されているのは、平安時代の法令集・延喜式。
「『蘇』を作る方法は、牛乳を10分の1の量になるまで加熱する」。
牛乳をじっくり煮詰めて作る「蘇」は、古代のチーズともいわれている。
世界の乳文化にくわしい帯広畜産大学の平田昌弘教授は、「蘇が盛んに作られたのは、奈良時代、平安時代。朝廷とかに仕える貴族の一部の特権階級の人たちが食べていた」と話していた。
平安フードの「蘇」が現代によみがえったきっかけは、新型コロナウイルスによる、一斉休校。
学校給食もなくなり、行き場を失った牛乳を一度に大量活用できると、SNS上で話題になり、「蘇」の味を試す人が相次いだ。
そこで、作り方を動画で投稿している、栄養士の和田良美さん監修のもと、石本沙織アナウンサーが、今回はホットプレートを使って、「蘇」を作ってみることに。
目指すのは、牛乳1リットルで、4人前。
作り方は極めてシンプルで、牛乳を中火でヘラなどを使って、混ぜ混ぜするだけ。
おいしく作るためのポイントは、手を止めずに、ひたすら混ぜ合わせること。
すると、30分後には...。
かき混ぜ始めた当初と比べると、とろみがアップ。
さらに10分ほど温め、牛乳がまとまったところで、常温で冷まし、ラップに包んで冷蔵庫へ。
その後、30分ほど冷やし、食べやすくカットすれば、古代のチーズ「蘇」の完成。
いったい、どんな味がするのか。
石本アナウンサー「ほんのり甘くておいしい。濃くした生キャラメルみたいな」
和田良美栄養士「牛乳を濃縮しているので、カルシウムとかタンパク質が豊富に含まれていますね」
そのまま食べてもおいしい「蘇」。
ちょっとのアレンジで、さらにおいしくなる。
例えば「蘇 ハチミツ&ブラックペッパー」、「蘇 生ハム」など...。
「蘇」は、作る過程で水分が飛ぶため、冷蔵庫で1週間ほど持つという。
子どもたちと遊びながら、ひたすら混ぜ混ぜ。
おいしく、楽しく、いにしえの文化に触れてみては。
"牛乳" - Google ニュース
March 13, 2020 at 04:17PM
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“1000年に一度”のブーム 乳製品「蘇」が注目 なぜ? - www.fnn.jp
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