お笑いタレント出川哲朗(59)が20日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演。番組のパーソナリティーを務める和田アキ子(74)の誕生日会について語った。

4月10日に74歳の誕生日を迎えた和田。出川は当日に誕生日会を主催した。和田に食べたいものを聞くと「最近食べてないから、肉。うん。ステーキかな」とステーキをリクエストをしたという。

和田は、出川が予約した高級ステーキ店の時間まで、カンニング竹山らと行きつけのバーで時間をつぶしていたという。そこで、トラブルが発覚。会話の中で和田が「アワビ焼いて、次海老にしますかって。最後はガーリックライス」など心待ちにしていた食事の想像を口にすると、竹山は「え? それ出川さんに伝わっています?」と慌てた様子。和田は「うん。言ったよ? お肉。ステーキ」と答えたというが、「『ステーキ』って言うと、私が言ってるのはどうも『鉄板焼き』って言わなきゃいけないらしいの」と和田の伝達ミスが明らかになった。和田は「私行きたくないっていったのよ」と明かし、竹山から「それはダメですよ」と指摘されたという。

集合時間が2時間切っている中で起きたトラブルに、出川は「そんな予約しているのにキャンセルなんて、高級店でできるわけないじゃないですか。そういうのを食いたかったら最初から『鉄板焼き』って言えばいいのに。アッコさん何食いたいんですか?『ステーキや。おいしいステーキが食いたいんや』って言うから、調べて個室があって。しかもちゃんと僕別日に下見に行っているんですよ」と、誇張した和田のモノマネを交えつつ不満を漏らした。

続けて「個室ですてきだし、ここだったらアッコさんも喜んでもらえるんじゃないかなと思ってきたら『何で鉄板やないんや。肉って言ったら鉄板やろうが。一番最初に伊勢エビかアワビかどちらかになさいますか? それからやろうが、なんやねんこら』。俺もう店に申し訳なくて。店の店長もアッコさんが来てくれるからって喜んでくれたのに。その人の気持ち考えたら切なくて、切なくて。最低でしょ?」と嘆いた。

和田は「私の完全な勘違いだから。頭の中アワビも焼いてもらって。魚介類も食べられて、ご飯も食べられてっていうイメージだったからさ。入った途端に鉄板がない、テーブルやから。お店自体はすてき」と反省し、出川と店に感謝した。また店ではステーキのほか伊勢エビも出てきたといい、出川は「(和田が)『あった!』ってちょっと機嫌が良くなった」と話した。