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Wednesday, July 19, 2023

牛乳、オーツ麦、大豆、アーモンド…最も健康に良いミルクはどれ? - ジャーニー

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■英国では牛乳が最も愛されている一方で、オーツ麦、大豆、アーモンドなど植物性ミルクが広く普及していて迷うほど。実際にはどのミルクが最も栄養価が高くたんぱく質や天然糖分を摂取できるのだろうか。「デイリー・メール」紙(電子版)が専門家に聞いた。

英国トップの食事情研究家の1人、ドゥン・メラー博士(バーミンガム・アストン医大)は「最も栄養価が高くタンパク質や天然の糖分を摂取できるのは牛乳です。様々な理由から植物性ミルクに切り替えている人は多いが、それでは重要なビタミンが不足します」と語る。

乳製品は英国人の食生活に含まれる飽和脂肪酸の約4分の1を占めている。飽和脂肪酸は摂取し過ぎると高コレステロールや心臓病のリスクが高まることで知られている。そのため女性は1日20グラムまで、男性は30グラムまでとするよう保健省は勧告している。

全乳(whole milk)200ミリリットルでは132キロカロリー、飽和脂肪酸4.8グラムが含まれており、代替ミルクよりも飽和脂肪酸の量は多い。英国で最も人気の高い半脱脂肪(セミ・スキムド)ミルク200ミリリットルは100キロカロリー、飽和脂肪酸は2.2グラム。

一方の植物性ミルクについては全般的に、飽和脂肪酸は牛乳の数分の1、カロリーは半分程度。例えばアーモンドミルク200ミリリットルに含まれる飽和脂肪酸はわずか0.2グラム、50キロカロリー。同様に豆乳は飽和脂肪酸0.6グラム、84キロカロリー 、オーツ麦は飽和脂肪酸0.4グラム、94キロカロリーと値は低い。

それでも専門家は牛乳の方が身体に良いと主張する。なぜなら植物性ミルクには重要な栄養素が欠けているからだという。牛乳には健康な骨と歯に欠かせないカルシウムと、成長と修復に必要なタンパク質が含まれている。また赤血球を作るビタミンB12や、甲状腺ホルモンを作るヨウ素も含まれている。植物性ミルクは栄養強化されていない限り、栄養素の含有量が牛乳に及ばない可能性がある。

メラー博士は「栄養面で最も大きな違いがあるのはおそらくビタミンとミネラルでしょう」と説明。植物性ミルクの多くはカルシウムが添加されているがビタミンB12とヨウ素の添加レベルは商品によって大きく異なるので商品ごとに強化レベルを注意深くチェックする必要があります」と話している。By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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