緑川夏生
冬場に需要が落ち込む牛乳の消費を促そうと、宮城県牛乳普及協会は「みやぎの酪農家を応援! 牛乳ごくごくキャンペーン」を始めた。対象の県産牛乳を飲んで応募すると、2千人に賞品が当たる。2月17日まで。
農林水産省の統計によると、県内の生乳生産量は2021年に10万8900トンで、東北では岩手県に次いで2番目に多い。
宮城県畜産課によると、年末年始は学校給食がなく、気温が低くて家庭での消費量も落ち込む時期に当たる。ただ、需給バランスが崩れても、乳牛の健康を守るために搾乳するため、生産調整が難しい。
円安や燃料費の高騰による飼料・資材価格の値上がりなどで酪農家の経営がひっぱくするなか、消費を増やそうと企画された。
対象となるのは、県内で搾乳・製品化された9商品。抽選で計2千人に、県内で使える宿泊クーポン6万円分や県産畜産物、乳製品が当たる。
商品の原材料表示、牛乳のフタ、キャンペーンのシールのいずれかのラベルを封筒に入れ、欲しい賞品を書いて郵送する。必要なラベル数は賞品によって違い、3枚か10枚。
応募用封筒や郵送先、対象商品、取扱店舗の概要は公式サイト(https://www.miyagi-gokugoku.jp/)から。(緑川夏生)
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
からの記事と詳細 ( 牛乳を飲んで酪農家を応援! 県牛乳普及協会がキャンペーンを開始:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル )
https://ift.tt/CEuTKvm
No comments:
Post a Comment