牛乳の需要が落ち込む年末年始を前に、千葉県と県内の酪農家などでつくる団体が千葉市内で牛乳を無料で配り、消費拡大を呼びかけました。
この呼びかけは千葉県と県内の酪農家などでつくる「千葉県牛乳普及協会」が１7日、千葉市稲毛区の商業施設で行ったものです。
千葉県のマスコットキャラクター「チーバくん」も訪れ、買い物などに訪れた人たちに２００ミリリットル入りのパック牛乳と、牛乳の栄養素や料理のレシピをまとめたリーフレットを手渡して消費を呼びかけました。
千葉県や協会によりますと、年末年始は例年、学校給食がなくなるなどして消費が減りますが、ことしはウクライナ情勢や円安で餌代や燃料費が高騰したことによる牛乳の値上げもあり、さらに需要が落ち込むことを懸念しているということです。
牛乳を受け取った７０代の夫婦は「孫が牛乳好きなのでバナナセーキなどにして一緒に飲んでいます。栄養も豊富なのでこれからも飲んでいきたい」と話していました。
酪農家で、県牛乳普及協会副会長の高橋秀行さんは「冬はホットミルクやシチューなどがおすすめです。おいしい牛乳をたくさん飲んでもらいたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 千葉県や酪農家の団体が牛乳を無料で配る 消費拡大呼びかけ｜NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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