牛乳や乳製品の値上げを受けて消費の落ち込みが懸念されることから、乳業メーカーで作る団体が大学生に牛乳を配り、牛乳をたくさん飲んでほしいと呼びかけました。
牛乳の消費は、例年、気温が低く、学校の冬休みで給食がない冬場に減りますが、ことしは、今月（１１月）から牛乳などの乳製品が一斉に値上げされたことから、一段と落ち込むことが懸念されています。
このため、乳業メーカーで作る兵庫県牛乳協会は、県内の２つの大学で牛乳１パックを無料で配り、消費を呼びかける初めての取り組みを始めました。
１６日は、神戸市の兵庫県立大学で、担当者４人が「たくさん飲んでください」などと呼びかけながら昼食を食べに来た学生たちに牛乳を配り、さっそく味わう学生もいました。
大学１年の女子学生は、「おいしかったです。ふだんは牛乳を飲まないので、こうした機会はありがたいです。また飲みたいです」と話していました。
兵庫県牛乳協会の國東大資 専務理事は、「酪農家はえさの価格が上がって経営は厳しい状況です。牛乳は栄養価が高いので健康のためにも飲んでもらいたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 値上げで消費減の懸念 業界団体が大学で牛乳を無料配付しＰＲ｜NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp )
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