東京五輪大会組織委員会の元理事・高橋治之氏が大会スポンサー「AOKIホールディングス」から多額の金銭を受け取った疑惑に、関係者は大揺れだ。
高橋氏は専務を務めた電通の旧子会社を介し、AOKI側から2.3億円を受領。うち約1億円を“中抜き”し、自身が経営するステーキ店の借入金返済に充てていたとされる。巨額資金を投入するほど大事にしていたはずが、3日に突然、公式HPで「閉店」を告知し、物議を醸している。
問題の店は東京・六本木にある「ステーキ そらしお」。前出の告知によると、今月末で閉める。店に連絡すると、応対した男性は「コロナの影響など諸事情を加味し、閉店を決めた」と説明。
過熱する高橋氏関連の報道とは無関係だという。
そらしおは高橋氏が代表を務める「株式会社コモンズ」が運営し、平均予算は1人約2万~3万円。有名店ながら経営は芳しくなかった。
「高橋氏はそらしおをオープンする10年前の2002年、電通本社ビル46階にステーキ店『ソラシオ汐留』を開店したものの、20年春に閉店。コモンズは2010年時点で1億円超の赤字を抱えており、苦しい状況でした」(業界関係者)
高橋氏自身は店に相当なこだわりを持っていたようだ。「週刊プレイボーイ」元編集長の島地勝彦氏が、そらしおのシェフらと対談する記事が、化粧品大手「資生堂」の運営サイトに掲載されている。そこには〈『ステーキそらしお』と『ソラシオ汐留』は高橋オーナーが全面的にバックアップしている。ほかの仕事で稼いだ資金を惜しみなくこの2軒に注ぎ込んでいるのだろう〉と書かれているほどだ。
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