春休みからゴールデンウイークにかけて、消費が落ち込むことが心配される牛乳。
今度は、大人気の北海道展が消費の応援に乗り出した。
おいしそうなウニに、イクラに、カニ。
魅力的なグルメが集まる“食の宝庫”北海道。
神奈川県の横浜高島屋では、6日から「大北海道展」が開催されている。
数々の魅力的な食材が集まる中、今回イチ押しなのが、牛乳を使ったミルクグルメ。
酪農王国・北海道。
有機牛乳と北海道産イチゴのパフェや、北海道産クリームチーズのカスタードをさくさくシュー生地にのせたスイーツなど、中には、牛乳そのものを楽しめる飲み比べセットもあった。
そんな“牛乳推し”には、ちゃんとした理由がある。
春休みからゴールデンウイークにかけて学校給食が少なくなる、この時期。
再び生乳の廃棄危機が浮上している。
そんな危機をおいしく回避すべく、今回の北海道物産展には、総勢20種類のミルクグルメが集まった。
横浜高島屋 食品催担当・正畑由里子さん「乳製品を加工することで、よりいっそう買っていただけるのではないかと、乳製品を企画しました」
中でも行列ができていたのが、横浜高島屋限定「味噌カレー牛乳ラーメン」。
濃厚なみそのスープに、牛乳をさっとかけて麺をからませ、仕上げにカレーペーストをかければ完成。
濃厚なみそカレーラーメンに牛乳が加わることで、ソフトな口当たりになってとても食べやすいという。
春休みとゴールデンウイークを前に広がる、牛乳の消費拡大の輪。
アツアツの牛乳ラーメンを頬張っていた女の子に感想を聞いてみると...
女の子「(牛乳が入ってどう?)逆においしい。(牛乳が)残らなくていいなと思った」
北海道物産展で、生乳の廃棄ロスにおいしく貢献。
ミルクグルメに舌鼓を打つのはいかがだろうか。
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