酪農や牛乳をテーマにしたユニークな川柳を集めた作品展が釧路市で開かれています。
この作品展は、釧路市の女性酪農家グループ「Ｂｅｃｏｔｔｏ」（べこっと）が企画したもので、全国から寄せられたおよそ２００の川柳が展示されています。
このうち、大賞に選ばれたのは「蹴らないで哺乳したじゃん３年前」という川柳です。
大切に育てた牛に搾乳中に蹴られてしまう、ちょっぴり悲しいシーンを詠んだもので、酪農家がよく経験するエピソードとして共感を呼びました。
また、「母の乳卒業したら牛の乳」や、「母得意乳搾りより父絞り」、「いい牛乳昼間に一人で堪能する」などクスッと笑えるユニークな作品もあります。
学校給食がなくなる年度末には再び生乳が廃棄される懸念が出ていて、川柳をきっかけに酪農に関心を持ってほしいとしています。
「Ｂｅｃｏｔｔｏ」の籔内直美代表は「想像以上にたくさんの方から個性的な作品が集まって、うれしかったです。牛乳を買うきっかけになってくれれば」と話していました。
作品展は、釧路市の山花温泉リフレで今月末まで開かれています。
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