年末年始に生乳の大量廃棄が懸念されているのを受けて、釧路市の銀行では牛乳や乳製品の消費を促すパネル展が実施されています。
牛乳や乳製品の需要が新型コロナウイルスの影響で減少したことなどから、学校給食がなくなる年末年始にはおよそ５０００トンの生乳が廃棄される懸念が出ています。
こうした中、釧路市の北洋銀行釧路中央支店では、生乳をめぐる現状を知ってもらい消費拡大につなげようと、待合スペースでパネル展を実施しています。
会場には「牛乳をモ〜１杯」と書かれたポスターや、道東で製造されている牛乳や乳製品のパッケージなど、およそ２０点が展示されています。
チーズを使ったホエイ鍋や、地鶏を牛乳で煮込んだミルク鍋など、牛乳を使った鍋料理のレシピも紹介されています。
訪れた５０代の女性は、「捨てられるのはもったいない。飲むだけではなくて、料理に活用するのもいいと思いました」と話していました。
北洋銀行釧路中央支店の織田亨支店長は、「地域の金融機関として、地域のためにできることに取り組んでいきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 生乳の大量廃棄懸念 釧路市の銀行で牛乳消費促すパネル展｜NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
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