相馬藩(福島県)の現当主による、珠玉のプリンが登場。その名も「殿様プリン」という、インパクトもある逸品だ。
相馬藩第34代当主、相馬行胤(そうま・みちたね)氏が自らの営む牧場の牛乳を使って作った手作りプリンを、東の食の会がプロデュースし、「殿様布顛(プリン)」として、ポケットマルシェにて発売開始した。
■「殿様プリン」について
相馬行胤氏が広島県神石高原町の自然豊かな環境の中で営む牧場で、24時間365日昼夜自然放牧で育てた牛の生乳に、本来の味を損なわないようノンホモ・低音殺菌処理を行った牛乳と、天心山農園(広島県福山市)で自由に走り回って育った平飼い放牧鶏の有精卵を使用して作った、手作りプリン。
添加物を使用せず、カラメルも入れず、最高の素材の味が際立つ優しい甘さの珠玉の逸品。なお、浄めの意味も込めて塩を一振りしている。
希望小売価格:1個(90g) 480円(税別)
ポケットマルシェでの販売価格:6個 2980円(税込み)
■寄付について
本商品の収益の一部は、一千有余年の歴史と伝統を誇る「相馬野馬追」の維持をはじめ、馬事文化を継承するための活動に寄付される。
■相馬行胤氏によるコメント
2011年に起きた東日本大震災以降、多くの人々に支えられ、やがて牧場事業を始めるための準備を開始し、2014年4頭の牛を導入して開場することができたという。
商品を販売するにあたり、今までのご恩に報いるためにはどうすればよいか考えてまいりました。食を通じて社会に還元することができるのではないか。私の行いたかったことの一つを始める時ではないだろうか。
今回の殿様プリンは、お買い上げ頂くと、収益の一部が、馬事文化の継承のために活動するNPO団体などに寄付されます。2011年以降、個人の寄付総額は年々増え、ふるさと納税、休眠預金、遺贈金など社会を変革するための資金の投入が増えてきています。そこにプラスして日々の消費の中から社会を良く出来ないか。お客様が商品を選ぶ時、産地、生産者、価格、だけではなく寄付という観点で選ぶことができるならばいかがでしょうか。
当面は、オンライン産直市場の「ポケットマルシェ」にて販売しており、今後、順次、販路を拡大していく予定だ。
故郷を思う殿の気持ちが込められたプリン。優しい味を試してみては。
ポケットマルシェ:https://poke-m.com
(田原昌)
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