
「牛の体温やにおい含めて牧場体験を」
新富町にある松浦牧場。 こちらでは、1万5,000坪の敷地に約140頭の乳牛を飼育している。 牧場の2代目・松浦千博さんは、11年前、留学先のアメリカから戻り就農。口蹄疫終息後の牧場を、両親とともに再スタートさせ、2020年からは酪農について広く知ってもらおうと、酪農体験やさまざまなイベントを開催している。 松浦牧場 松浦千博さん: アメリカで畜産を学んでいた時に出会った牧場で、牛乳を加工して販売する農場があったんですけど、そこで保育園の子どもたちが牛と触れ合うのを見て、こういう酪農を自分もしてみたいと思うようになりました 松浦牧場 松浦千博さん: 酪農体験は、牛がどうやって育つのか見てもらい、牛の体温やにおいなども含めて牧場を体験してほしいと思って、(この牧場体験を)始めました
おいしい牛乳作るために…「土作り」が大切
松浦さんには、おいしい牛乳を作るためのこだわりがある。 それは… 松浦牧場 松浦千博さん: いい牛乳を作るには、実は土づくりが大切です こちらでは、牛ふんを利用して堆肥を作っている。 70度まで熱を加え、かくはんしながら2カ月かけて熟成させたものがこちら。完熟の堆肥は、黒くサラサラの状態で、臭いもほとんどない。 有効な微生物をたっぷり含んだこの堆肥で、牛のエサとなるいい草が育ち、おいしい牛乳につながる。 これを松浦さんは「命の循環」として大切にしている。 取れたてのミルクを65度で30分、低温殺菌してできた牛乳。そのお味は… 尾田考美リポーター: 甘みがあって、ソフトクリームみたいな香りがします。 コクがあるのに、後口さっぱりでおいしいです 松浦牧場 松浦千博さん: 牛ふんの堆肥でいい土を作ることで、いい草ができ、それを牛が食べることで、おいしい牛乳ができる。その牛乳をわたしたちがいただく。そんな「命の循環」について、この酪農体験をきっかけに考えてもらえたらいいなと思います わたしたちの健康を支えるおいしい牛乳が、安定して作られるために必要な「命の循環」。牛乳という身近な存在でも、SDGsへつながる取り組みが行われている。 酪農体験は3種類のコースがあり、出来立ての牛乳のおいしさをはじめ、牛の体温を感じながらの乳しぼりや子牛とのふれあいもできるという。 命の循環を子どもたちに体験してもらう取り組みは、食育にもつながるとみられる。 (テレビ宮崎)
テレビ宮崎
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