牛乳や乳製品を製造販売する淡路島牛乳(兵庫県南あわじ市市善光寺)は7月1日、新商品「淡路島コーヒージャム」を発売する。原材料の約8割は島産牛乳で、同社ロングセラー商品「淡路島コーヒー」と同じコーヒー抽出液と粉末を使用。「パンや果物に付け、子どもから大人まで幅広い世代に味わってほしい」とPRする。(上田勇紀)
きっかけは、昨年5~7月に行った淡路島コーヒー発売40周年キャンペーン。プレゼントの応募はがきに、消費者からの要望が記されていた。「淡路島牛乳を使った『ミルクジャム』を作ってほしい」。島内の女性からイラスト付きで寄せられた1枚のはがきが、柏木順二販売課長(48)の記憶に残った。
「当社として新しいジャンル。牛乳を砂糖と煮込んだミルクジャムは各地で人気で、挑戦したいと考えた」と柏木課長。淡路島牛乳をたっぷり使い、飽きの来ない味と甘さから「島のソウルドリンク」とも呼ばれ、月80トンの出荷量を誇る淡路島コーヒーの良さも盛り込んだ。
製造は淡路農産食品(南あわじ市賀集立川瀬)に委託し、牛乳やコーヒー抽出液、粉末コーヒー、砂糖などを煮詰めて仕上げる。淡路島牛乳は「牛乳とコーヒーの魅力が詰まっている。コロナ禍が続くが、このコーヒージャムで少しリッチな朝食を楽しんで」と呼び掛ける。
島内の直売所や観光施設、スーパーなどで販売。145グラム入り。価格は店により異なり、600円前後。淡路島牛乳TEL0799・42・5013
からの記事と詳細 ( ロングセラー「淡路島コーヒー」のジャム登場 7月、淡路島牛乳 - 神戸新聞 )
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