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Tuesday, December 22, 2020

ひまわり牛乳 新デザインでストローなしに 脱プラで来月から - 高知新聞

tasisuper.blogspot.com ストローを使わずに飲む新デザインの牛乳パック

ストローを使わずに飲む新デザインの牛乳パック

 給食にも脱プラスチックの波―。ひまわり乳業(南国市)は来年1月から、県内の学校給食に納入している紙パック牛乳(200ミリリットル)など4商品をストローのないデザインに一新する。環境に配慮した全国初の取り組みだという。

 このパックは日本製紙(東京都)が開発した。ひまわり乳業は昨冬、牛乳などをパックに充塡(じゅうてん)する機械の更新を控え、各社のパックを見比べる中、新しいデザインに引き込まれたという。

 「そうきたか!と。紙や有機プラのストローに替える話はあるけど、まさかストローごとなくすなんて」と吉沢文治郎社長(59)。

注ぎ口を開けてそのままゴクゴク(南国市物部のひまわり乳業)

注ぎ口を開けてそのままゴクゴク(南国市物部のひまわり乳業)

 同社が採用第1号となったパックは、指で注ぎ口を広げてそのまま飲み口にする。指を差し込む部分が広めに設計されており、折り目も付いていて子どもも簡単に開けられる。一方、開けるのが難しい人のためストロー穴も残した。

 同社は、県内で給食のある学校の6割に年間約600万パックを納入。ほかに「リープル」「ひまわりコーヒー」「ひまわりローファット」の200ミリパックも来年1月からストローなしに一新する。プラスチックのストローは1本0・5グラムで、給食だけで年間3トン、4種で4トン以上の削減になるという。

 吉沢社長は「全国の教育関係者や飲料メーカーも注目しており、高知の子どもたちのエコ意識の高まりに期待したい。丑(うし)年の新年、いいスタートを切りたいですね」と笑った。(福井里実)

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