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Thursday, August 13, 2020

離乳食に牛乳はいつからあげていい?アレルギーや知っておくべき注意点! - ウーマンエキサイト

離乳食が初期から中期に移行していくと、食べさせられるものがどんどん増えてきます。大人と同じような食材が赤ちゃんにも使えるようになるのはママとしても嬉しいですよね。
その中でも牛乳は飲むことも調理することもできるので、食事のバリエーションが広がりやすい食材ではありますが、赤ちゃんにはいつ頃からあげていいのか不安なママさんもおられるでしょう。
赤ちゃんの食の安全のためにも食物アレルギーについてもきちんと知っておきたいですよね。
そこで今回は、離乳食で牛乳をあげる時期や注意点などを詳しくご紹介していきたいと思います。

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■離乳食に牛乳はいつからあげていい?

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そもそも、赤ちゃんに牛乳はいつごろからあげていいのでしょうか?
まずはそこからチェックしていきましょう。

・【離乳食中期】牛乳は必ず調理して使う

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牛乳をあげてもいいのは離乳食中期である生後7ヶ月から8ヶ月ごろからと言われています。
このときのポイントは牛乳は飲み物として与えず、調理用として使うこと!
また、調理の際は必ず加熱をして使用しましょう。
例としては、かぼちゃなど野菜ペーストに牛乳を加えてなめらかにしたり、食パンに牛乳をひたして柔らかくしたり、ミルク粥にしたりといろんなアレンジができます。
ただ、赤ちゃんの胃の消化機能はまだまだ弱いので、安全のためにも段階的に取り入れてくださいね。

・【離乳食完了期】飲み物としてOK

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牛乳を飲み物としてあげるのは1歳を過ぎてからが望ましいとされています。
粉ミルクや母乳の代替にはなりませんので、飲ませすぎないようにしましょう。
牛乳は栄養は豊富ですが、消化機能が未熟な赤ちゃんにとっては吸収率はあまりよくありませんので、最初は加熱した牛乳を少量ずつ飲ませて様子をみながら少しずつ増やしていきましょう。

■離乳食で初めて牛乳をあげる際の注意点

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さて、次は離乳食で牛乳をあげるときにはいくつか注意したいことがあります。
赤ちゃんのためにもしっかりと覚えておいてほしいことなのでぜひご覧ください!

・牛乳はアレルギー表示義務7品目の1つ

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牛乳は「乳製品」に分類されており、牛乳以外にもチーズやヨーグルトなども同じカテゴリーになります。
消費者庁が指定している表示義務がある7品目の1つでもあることから、アレルギーが発症しやすい食材だというこということがわかりいます。
だからこそ赤ちゃんには十分に注意してあげなければならないことを知っておきましょう。

・少量からスタート

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前述の通り、牛乳はアレルギーを発症する可能性がある食材ですので、初めてあげるときは必ず少量からスタートしましょう。
もしアレルギーが発症したときに備えて、時間帯は病院へ行けるように平日の午前中がおすすめです。
飲ませたあとは、だいたい2時間程度は赤ちゃんに異変がないか様子を見てあげてくださいね。

・牛乳よりヨーグルトからスタート

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乳製品をあげてみるのなら最初は牛乳よりもヨーグルトの方がおすすめです。
ヨーグルトは牛乳よりもタンパク質の分子が小さく、胃への負担が少ないというメリットがあります。
しかも、ヨーグルトは加熱せずにそのままあげられるのでママからしても手間いらずでとても楽ですよ。
量としては、始めのうちはスプーン1さじ程度にして、砂糖が入っていないプレーンヨーグルトを使ってくださいね。

・加熱する

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牛乳をあげるときの重要なポイントは必ず加熱するということです。
牛乳をあげてもよいとされる離乳食中期は、調理に使うときも十分加熱したものを使いましょう。
赤ちゃんの体調に問題がなければ、1歳をすぎた離乳食完了期には飲み物としてあげてかまいませんが、1度加熱してから人肌程度に冷ましてください。
加熱をすることで、胃への負担を軽減して吸収率を高める効果があります。

■離乳食で牛乳をあげるときに適切な量は?

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先ほども述べたように離乳食で牛乳をあげるのは少量からスタートします。
しかし気になるのは具体的にどれくらいの量から始めていけばいいのでしょうか?
次は牛乳を赤ちゃんに与える適切な分量について紹介したいと思います。

・離乳食中期の場合

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最初に与えるときはスプーン1さじくらいの熱を加えたものから始め、少しずつ増やしていきます。
アレルギーなど問題がなければ1回の食事量でだいたい50mlくらいを目安にあげていき、慣れてきたら70mlまで増やしていきましょう。

・離乳食完了期の場合

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牛乳を飲み物としてあげるのは1歳をすぎた離乳食完了期からです。
最初は1回の食事で50mlくらいを目安に始め、慣れてきたら多くても1回の食事で100~110mlくらいまでにしておきましょう。
ポイントは少しずつ段階的に増やしていくことと、きちんと沸騰させて加熱し、人肌程度まで冷ましてからあげることです。
あまり大量に与えすぎるとアレルギーでなくてもお腹を下す可能性もありますので注意してくださいね。

■離乳食で使っていい牛乳の種類

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離乳食を作るときに、牛乳以外で使ってもよい乳製品はあるのでしょうか?
次は牛乳の代替になるいろいろな食材を見ていきたいと思います。

・スキムミルク

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スキムミルクとは脱脂粉乳のことで、牛乳から脂肪分をとって粉末状にしたもののことです。
脂肪分がほとんど含まないため、低エネルギーでタンパク質やカルシウムが豊富なのが特徴です。
また、粉末なのでサッと溶けて調理に取り入れやすく、牛乳と同じように離乳食中期である7ヶ月頃から使えます。

・低脂肪乳

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低脂肪乳はスキムミルクと同じく、脂肪分が牛乳に比べて少なくて牛乳の代わりに使える食材です。
濃縮はされているものの、栄養価が高くて低価格なのがメリットであり、牛乳よりも薄味でサラリとしていて飲みやすいのも特徴の一つ。
牛乳と同じように必ず加熱して使うようにしましょう。

・豆乳
牛乳の代替として豆乳を使用するのもおすすめです。
豆乳は乳製品ではなく大豆製品に分類されますので、もしも牛乳アレルギーが出た場合は豆乳を代替するといいですよ。
調整豆乳と無調整がありますので、赤ちゃんには無調整のものを選びましょう。
また、糖分の多く含まれている豆乳飲料はNGですので注意して選ぶことと、使い方は牛乳と同様に加熱して少量からスタートすることが大切です。

■離乳食に使う牛乳の温め方

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牛乳は加熱するのが必須!
では、具体的にどのように温めるのが良いのでしょうか?
主な方法が2つありますので、ご紹介していきますね。

・鍋

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1つ目は鍋で加熱するという方法です。
牛乳を弱火から中火で温め、かき混ぜながら沸騰させて加熱します。
飲ませる場合はしばらく置いて人肌まで冷ましてからあげましょう。
赤ちゃんにあげるのは少量なので、なるべく小さな鍋を用いると良いでしょう。

・電子レンジ

2つ目は電子レンジで加熱する方法です。
電子レンジはあげたい量を耐熱性の器に入れるだけでOKなので、手間がかからずにとっても楽チン!
目安としては牛乳100mlだと500Wのレンジで約1分、600Wでは約40~50秒ほどで温まります。時短できるので、ママには大助かりですよね。
ただ加熱しすぎると、吹きこぼれてしまうことがありますので中を注意深く見ながら温めてくださいね。

■牛乳が原因で起こるかもしれないアレルギー症状と対策

最後に、もし牛乳をあげたとき、万が一アレルギーが発症した場合どのような症状が出るのでしょうか?
具体的なアレルギー症状と対策をまとめてみましたのでご覧ください。

・皮膚症状

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牛乳をあげたときに最も出やすいアレルギー症状は皮膚症状だといわれています。
皮膚症状とは、主にじんましんや赤み、かゆみ、むくみ、湿疹などのこと。
牛乳を与えて1~2時間以内、特に15分以内にこういった皮膚症状が出た場合は「即時型食物アレルギー」の可能性が高いです。
これは乳幼児によく起こるタイプのアレルギー症状でママは冷静に対処してあげなければなりません。
ただ、一般的に牛乳アレルギーは3歳以降から小学生頃までで自然治癒することが多いので、あまり心配しすぎないでくださいね。
赤ちゃんのときは、きちんと様子をみながら段階的に取り入れましょう。

・下痢や嘔吐

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次に、よくみられる症状は下痢や嘔吐といった消化器系のトラブルです。
前述のような即時型食物アレルギーでもこういった症状が出ることがありますので、牛乳をあげたあとの便はよくチェックしておきましょう。
また、同じような症状でも牛乳に含まれている「乳糖」という成分が赤ちゃんの体の中でうまく分解できなくてこういったトラブルが起こることもありますが、これは乳糖不耐症といってアレルギーではありません。
乳糖不耐症かアレルギーかは判断しにくいので、必ず病院で医者の指示を仰いでくださいね。

・息苦しそうにしている

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他にもアレルギーが呼吸器に症状が出ることもあります。
症状としてはヒューヒュー、ゼイゼイと息苦しそうにしていたり、咳がでたり、声がかれたりといったものです。
軽度であれば、すぐに治まる場合もありますが自己判断は禁物です。
少しでも症状が出た場合は、必ず病院で受診するようにしましょう。

・全身の症状

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他にも稀ではあるものの、アレルギー症状が全身に出ることがあります。
具体的な症状としては「ぐったりしている」「意識がもうろうとする」「脈拍が異常に速い」といったものです。
これはアナフィラキシーショックと呼ばれる全身に複数の症状が重なって起こるアレルギー反応で、短時間で一気に進行し、命の危険が伴いますので、直ちに救急車を呼んでください。

・症状が見られたら医師の診断を仰ぐ

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牛乳を与えて上記のような症状がみられたら必ず病院に行って受診をしましょう。
皮膚症状は、与えた直後は発症しても病院に着いたら治まるケースもありますので、皮膚症状が出たら写真を撮っておくと医者も判断しやすくスムーズに対応してもらえます。
また、下痢や嘔吐も同様に写真に残しておくと良いでしょう。

■赤ちゃんの体調を最優先にしよう

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いかがだったでしょうか?
0歳児では、牛乳は卵に次いでアレルギーが発症しやすい食材です。
だいたいは3歳以降から小学生くらいまでにはアレルギー症状が治癒することが多いので、もしアレルギー症状が出ても焦らずに長い目でみてくださいね。
まずは赤ちゃんの体調が最優先!
様子を見ながら少量ずつ離乳食を進めてみてくださいね。

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