【ニューヨーク=野村優子】米ニューヨークの老舗ステーキハウス、ピーター・ルーガーが133年の歴史の中で初めてとなる宅配を始めた。同店はキャッシュレス化が進む米国においてもカード支払いを受けつけず、旧来型のサービスを維持してきたことで知られている。新型コロナウイルスで営業停止を強いられ、方針を転換した。
老舗ステーキハウス「ピーター・ルーガー」がデリバリーを開始（看板メニューのポーターハウス・ステーキ）
看板メニューのポーターハウス・ステーキやハンバーガー、サイドメニューのほか、店内で熟成された調理前のステーキ肉もデリバリーで提供する。ニューヨーク市でブルックリンとロングアイランドの2店舗を構えるが、新型コロナの影響で3月中旬から営業を一時停止。従業員をレイオフ（一時解雇・帰休）していた。
ピーター・ルーガーは1887年に創業した、ニューヨーク初のステーキハウスとされている。米国の有名ステーキハウス「ウルフギャング・ステーキハウス」の創業者ウルフギャング・ズウィナーが独立前、ウエーターとして働いていたことでも有名だ。
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May 19, 2020 at 05:26AM
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NY老舗ステーキ店、ピーター・ルーガーも宅配参入 - 日本経済新聞
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